腸とインナーマッスルがリズムの源!

おはようございます。
セルフメンテナンス協会の長沼敬憲です。

今回のテーマは、「腸とインナーマッスルがリズムの源!」

「生きることはリズムによって成り立っている」
と前回のメルマガでお伝えしましたが、
「規則正しい生活」を心がけても、リズムが生まれるとは限りません。

決まった時間に食事をとることは、
生活にリズムをもたらすきっかけにはなります。
でも、杓子定規に続けるだけでは形ばかりになりかねません。

大事なのは、“繰り返されることの心地よさ”。

もともとリズムは音楽やダンスなどで
使われてきた言葉です。

リズミカルな動きは、演じてる側にも、観ている側にも、
ワクワクした躍動感をもたらしますね。

ここでキーになるのは、

「頭で考えている状態からいかに抜け出すか?」

ということ。

これがパフォーマンスしている時だけでなく、
日常で体感できるようになると、生き方にリズムが生まれます。
というより、日常につなげられないと、
きっと人生は窮屈で、あまり楽しくないでしょう。

日常的にワクワクして、躍動している状態?

ピンと来ない人もいるかもしれないので、
身体の内側に目を向けてみましょう。
身体に躍動感(リズム)をもたらす役割を担っているのが、
「インナーマッスル」と「腸」なのです。

インナーマッスル(深層筋)は、
文字通り、身体の奥深くにある筋肉。

腸腰筋(腸骨筋、大腰筋)がその代表ですが、
こうしたコアな筋肉が注目されるのは、

「体幹を支え、身のこなしをスムーズにする」

働きがあるとされているから。
一般的にそう言われてますし、もちろん間違いではないですが、
もう一つ大事なのが、

「内臓を支え、外側から腸の働きを助ける」

という点。腸活(腸を動かす)という点でも、
インナーマッスルはとても大事な筋肉なんですね。

そもそも、腸も筋肉の一部(内臓筋)であることを
ご存じだったでしょうか?
ただ、インナーマッスルと大きく違うのは、
自力では動かせない「不随意筋」であるということ。

腸は自力では動かないのです。

正確に言えば、腸が内臓筋であるのに対し、
インナーマッスルは外側の筋肉(アウターマッスル)とともに
骨格筋に属します。
この骨格筋は、自力で動かせる「随意筋」なんですね。

通常のジムトレーニングで筋肉を大きくしても、
インナーマッスルを刺激するのは難しいと言われてますが、
でも、コツをつかめば動かすことはできる。

その結果、内臓(腸)も動き出す。。。

腸は生命を成り立たせているコアな器官だと
お伝えしてきましたね?
免疫学者の西原克成さんは、

「感じて動くことが感動の始まり」

と語っていますが(「内臓が生みだす心」より)、それは、

・空腹で腸が動く。
 ↓
・その刺激が神経系(脊髄)につながる
 ↓
・エサを求めて体が動く。
 ↓
・食べて満足が生まれる。
 ↓
・排泄して満足が生まれる。

こうした一連の流れのなかで快・不快の感情が生まれ、
それが行動の原点になったということです。

そう、感じて動くから「感動」なんです。
進化したとされるヒトも、快を求めて生きるという点は同じ、
感動する時は、脳ではなく腸がうずくのです。

これを冒頭のリズムの話に当てはめてみましょう。

リズムは身体の動きから生まれますが、
自然界にもいくつものリズムが重なり合っています。

たとえば、朝になって日が昇り、夕方に日が沈む。。。
その過程で体温が上がって、下がり、
自律神経も交感神経が優位になって、
やがて副交感神経と切り替わり、ホルモンの分泌も変化し。。。

ここに関わってくるのが、前回登場した

「時計遺伝子」(体内時計)

ということになります。

ヒトは他の動物と違って、本能だけで動くわけではありません。
脳が複雑な分、いろいろな欲が生じるため、
自分の欲求に従っているだけだと、
自然のリズム(体内時計)と合わなくなることもあります。

だから、「整える」ことが必要。
つまり、「身体のリズム」と「自然のリズム」を重ね合わせる。。。
そこにセルフメンテナンスの本質があるのです。

朝起きたらまず何をしますか?
ただぼんやりダラダラと過ごすのではなく、
かといって、時間に追われてあたふたするのでもなく。。。

限られた時間のなかに、
毎日続けられる「ルーティン」を入れてみてください。

ルーティンとは、頭で考えなくてもできること。

昔の人は、日常の炊事や洗濯、掃除などなど、
細々したことを通じて身体を動かし、身のこなしを整えてきました。

毎日することなので、なるべく疲れないように、
無理しないでも続けられるように、

「インナーマッスルを使った、より効率のいい動き」

を身につけようとしたでしょう。

僕自身、朝起きてから1時間くらいはやることが決まっていて、
そのなかでリズムをつくり、
身体を整えている感覚があります。

もちろん、こうした身のこなしだけでなく、
食べるということ、つまり、食べ物が消化・吸収・排泄されることでも、
腸はおのずと動き出しますね? 
そう、ここでもリズムはつくられるわけです。

何をどう食べるか?
身体をどう動かすか?

腸とインナーマッスル、
動く筋肉と動かない筋肉。。。
この二つの連動によってリズム=心地よさは生まれる。。
生き方が洗練されていくのです。

セルフメンテナンス協会・メールマガジン2020/06/18配信)より転載