腸内細菌学の世界的権威・光岡知足先生の初の遺作が、ハンカチーフ・ブックスから発売されます!

共生の法則

共生の法則〜大切なことはすべて腸内細菌が教えてくれた(1,540円・税込・送料込・2大特典付き)
購入はコチラから! ※2021/10/16の発売日より、順次発送いたします!

日本セルフメンテナンス協会の腸活プログラムの監修もいただいた、腸内細菌学の世界的権威である光岡知足先生が2020年12月にご逝去されました。ハンカチーフ・ブックスでは、先生が生前に「もっとも大事なこと」とお話されていた「腸内細菌から学んだ生き方のヒント」を、長沼敬憲が編集し、2021年10月16日に出版する運びとなりました。

本書は、腸内細菌学の世界的なパイオニア、「善玉菌」「悪玉菌」の名づけ親としても知られる光岡先生の、60年にわたる研究生活から導き出された生き方の哲学(=共生の法則)をあますところなくお伝えする一冊。あなたも、光岡先生が生涯をかけて探究した「強くしなやかに生きるための叡智」を手にしてみませんか?

●こちらのハンカチーフブックス直販サイトでお申込みいただいた方には、豪華2大特典をご用意いたしました!ご注文はコチラ


●光岡先生プロフィール
東京大学名誉教授、理化学研究所名誉研究員、日本獣医生命科学大学名誉博士。1930年、千葉県市川市生まれ。東京大学農学部獣医学科卒業。同大学院博士課程修了。農学博士。1958年、理化学研究所に入所。ビフィズス菌をはじめとする腸内細菌研究の世界的な権威として同分野の樹立に尽力。腸内フローラと宿主との関わりを解き明かし、腸内環境のバランスがヒトの健康・病態を左右すると指摘した。「善玉菌」「悪玉菌」の名づけ親としても知られている。また「腸内フローラのバランスを改善し健康に寄与するためには必ずしも生きた乳酸菌をとる必要はないとするバイオジェニックス理論」を早くから提唱してきた。

ベルリン自由大学客員研究員、理化学研究所主任研究員、東京大学農学部教授、日本獣医畜産大学教授、日本ビフィズス菌センター理事長などを歴任。日本農学賞、科学技術長官賞、日本学士院賞、メチニコフ賞などを受賞。趣味はクラシック音楽鑑賞とバイオリン演奏。大学在学中からバイオリン奏者として市川交響楽団にも在籍した。

著書は『腸内細菌の話』『健康長寿のための食生活』(以上、岩波書店)、『腸内菌の世界』(叢文社)、『人の健康は腸内細菌で決まる! 』(技術評論社)、『腸を鍛える―腸内細菌と腸内フローラ』(祥伝社)など多数。2020年12月、逝去。


光岡先生の業績
・自ら考案した分離・培養・検索法を確立、実験装置を作製することで、未知だった腸内細菌の発見・分類・同定に次々と成功。
・混乱していた腸内細菌分類を体系化し、腸内細菌学を樹立。
・ヒトや動物の腸内フローラの詳細な解析を行い、個人差、加齢、日内変動、ビフィズス菌の役割など生態学的法則を次々と発見。
・60年もの研究をもとに機能性食品(ヨーグルト、オリゴ糖、殺菌酸乳の長寿・保健効果など)の研究や開発が飛躍的に進んだ。

「光岡の発見は、当時としては受け入れがたいことが多かったが、仮説としてあげたものは今や定説となり、現在の常識になっているものが多い」Wikipediaより)


●本書の目次
・第1章 腸内細菌が教えてくれること
・第2章 創造的な人生を送るために
・第3章 腸内環境から生き方が変わる
・インタビュー1  全体の「2割」が変われば調和が訪れます
・インタビュー2  ヨーグルトって本当に体にいいんでしょうか?
・インタビュー3  「どう食べるか」が生き方を変える第一歩です


●こんな方に読んでいただきたい!
▶︎コロナの時代、将来に不安を感じ、新しい生き方や考え方を身につけたい。
▶︎腸内環境を整える方法を見つけ、心と体の不調を改善したい。
▶︎腸と健康、メンタル(感情)との関わりをしっかり学び、生活に活かしたい。
▶︎腸内細菌の働き、性質などについて、もっと深く知りたい。
▶︎著者・光岡先生のことをもっと知り、その理論を深く学びたい。


●「光岡語録」の一部を紹介!>>たっぷり語録がつまった特典は書籍と共にお送りします!

「全体の「2割」が変わるだけで調和が訪れます。」
「百兆にも及ぶという腸内細菌の働きからは、私たちがより良く生きていくための様々なメッセージを汲みとることができます」
「悪い働きをする菌であっても、つねに悪いことをしているわけではありません。排除すれば腸内環境が改善されるとも言えません」
「腸の内部を一つの生態系、すなわち小宇宙に見立てた場合、宇宙の意思に見合った生き方ができているかどうかが問われてきます。それは、単純明快、お腹の声を聴けばわかります。いみじくも便を「便り」と書くように、それは体の発するメッセージそのものと言えます」


●編集者・長沼敬憲よりメッセージ

この本は、2015年に刊行された『大切なことはすべて腸内細菌から学んできた〜人生を発酵させる生き方の哲学』をもとに、著者である光岡知足氏のインタビューを増補し、新たに出版したものです。

編集担当者として光岡先生にはかれこれ10年にわたってご縁をいただき、3冊の本に携わってきました。収録したインタビューは、一冊目の本を刊行した直後、先生のお住まいのあった千葉県市川市で行ったものが中心ですが、この時から、お話の随所に哲学的な思索が散りばめられていました。

「健康の話はもう十分してきましたから、いまさらいいでしょう。それよりも大事なのは人生を善く生きることですよ」

ご自身の研究者としての歩み、腸内フローラやバイオジェニックスの話を丁寧に語られる一方で、そう繰り返されました。光岡先生が伝えたかったのは、顕微鏡の中で覗いてきた腸内細菌の世界は、そうしたミクロの領域にとどまらず、もっと広い世界とつながっているということだったと思います。

腸内環境は、ヒトの社会の縮図であること。様々な菌が共生し、全体で一つの生態系をつくっている腸の世界は、ヒトの社会と合わせ鏡であり、私たちも他の無数の生物、つまり、他者とのつながりのなかで生きています。

どうしたら心地よい関係性をつくっていけるか? この点では、身体のウチもソトも変わりません。光岡先生の研究、そして世界観に触れていくことで、ミクロとマクロは重なり合い、たがいに影響しながらこの世界を形づくっていることが見えてきました。

腸内環境を整えて健康になること、社会のなかで人間関係をつくり、自己実現していくこと、たえず自己のあり方を問うこと……先生のなかではこれらが矛盾なく同居していたのだと思います。

ヒトは数十億もの細胞から成り立っており、共生する菌たちも細胞単位で生きています。この細胞を元気にしてくれるのは、食べ物の栄養であり、呼吸によって取り込まれる酸素です。もちろん、ストレスも関わっているでしょう。つまり、生き方の総和のなかで細胞の活性度は変わってきます。

当たり前のことですが、細胞が元気であれば腸も元気であり、自分自身も元気になれます。そうやって心と体を整えていくことは、共生する菌やウイルスにとっても望ましいことでしょう。

光岡先生は、いまの医療をことさら否定することはありませんでした。(自らが提唱するバイオジェニックスとは見解の異なる)プロバイオティクスを目の敵にしていたわけでもありません。すべてを優しく受け止め、おだやかに語っておられました。
ただ、その視線の先では、もっと違った景色をご覧になっていたように感じます。そこに近づくには、これまでの健康観、自然観をゼロからとらえ直す意識の転換が求められるでしょう。

自然と共生するということについて、僕たちはわかっているつもりでまだ何もわかっていないのかもしれません。先生が遺されたメッセージから、コロナの時代の先にある景色を共有できたら、これほど嬉しいことはありません。

(「編集を終えて」より抜粋)

インタビュー中の光岡先生。千葉県市川市にて。


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