NPO法人日本セルフメンテナンス協会とは

NPO法人日本セルフメンテナンス協会の前進である、NPO法人レホルム連盟は、日本においてドイツレホルム運動にならいその一翼を担うために、初代理事長 南部昌平をはじめとしたメンバーにより、1973年(昭和48年)以来、活動を展開してきました。レホルムとはドイツ語で、英語のリフォーム(REFORM)に当たり、日本語では「改善する」という意味です。

1800年代から1900年代にかけて「産業革命」を境に、人々の生活は便利になった反面、生活習慣の変化により生活習慣病が急増していました。このような状況を憂慮した人々により自然発生的に、「生活を改善して健康に」「自然に回帰しよう」という市民運動がドイツで始まりました。そのムーブメントはヨーロッパをはじめ世界中に「レホルム運動」として広がりました。日本レホルム連盟は、日本においてもその一翼を担うため、1973年に設立されたNPO団体です。医学者などによる健康や美容に関する研究、全国各地での講演会などの活動を中心に、「自然を守る」「体を守る」「身体によい食べ物をつくる」「社会環境をよりよくする」だけでなく「すべての生活面を改善する」ための市民運動を展開しています。医学界をはじめ、各界の専門家による健康や美容などの生活に関する研究や全国での公演活動を中心として実績をあげながらこの運動の輪を広げてきました。

このたび、NPO法人日本レホルム連盟はNPO法人日本セルフメンテナンス協会と統合する運びとなり、各理事の方々と共にこの運動を通じて、ご自身の生活習慣の改善と新たな生きがいの創出をご提案いたします。

理事長 平良一彦

プログラム監修は腸内細菌学の世界的権威

NPO法人日本セルフメンテナンス協会のプログラムは、腸内細菌学の世界的権威である光岡知足先生(東京大学名誉教授・理化学研究所名誉研究員)の監修によるものです。光岡先生は腸内細菌研究の世界的なパイオニアとして、腸内細菌・腸と健康の関わり、機能性食品の開発などに努め、腸内細菌の共生バランスがヒトの健康を左右することを世界で初めて指摘されました。「善玉菌」「悪玉菌」の名付け親、オリゴ糖の研究者でもあります。2020年12月、90歳で逝去。

監修 光岡知足

理念

自らの「身体」と「心」と「思考⇒行動」を能動的にメンテナンスすることにより、自らのポテンシャルを最大化させ、自分自身や社会の幸福度を高める。

ご挨拶

それなりに生活はできているけれど、なんだか人生が楽しくない・・・
ずっとそんなモヤモヤを抱えていました。

初めまして、ゆかしい@中村友香と申します。

私は現在、台湾香港、健康、ファッション・アート、テキーラバーなど、自分が本当にやりたいジャンルでの5つの会社の経営に携わり、とても楽しい毎日を送っています。しかし今の形に到達するまで、紆余曲折・病・地獄のような日々がありました。

私は大学在学中に公認会計士(会計士補)になり、監査法人やベンチャーで仕事をしていました。
やりがいはありましたが、そのころずっと抱えていたのは「なんだか毎日が楽しくない」という漠然としたモヤモヤやイライラでした。

今まで一生懸命努力してきて、世間的には資格や立場や収入には恵まれたけれど、
私自身はなんでこんなにワクワクがないんだろう。。人生ってこんなもんなのかな?

その後も自分を解放するために、色々なことを試したけれど、なんだかパッとしない毎日が続いていました。人から見た自分と自分が思う自分の姿のギャップをずっと苦しいと感じていました。

事実、物質的には恵まれている日本ですが、実際に幸福度は世界62位と非常に低いのですね。

それなりに食べてはいけるけれど、なんだか毎日がぱっとしない、
なんだかモヤモヤする、なんだか毎日楽しくない。

やりたいことがなにかわからない。
やりたいことがあるけれどチャレンジできない。
人生このままでいいのかな?他人と比べてしまう。

これは、以前の私、本音で生きていない証拠でした。

私がやっと辿り着いた結論は、
①腸を土台とした、心身コンディショニング(セルフメンテナンスB)
②脳科学に基づいたマインドセット(セルフメンテナンスA)
です。

①については、
体から細胞1つ1つが元気になることで、心(マインド)が変わり、本音(スピリット)にアクセスしやすくなります。また、「腸脳相関」「腸は第2の脳」という言葉がある通り、セロトニン(幸せホルモン)・ドーパミン(やる気ホルモン)・ノルアドレナリン(集中ホルモン)などは、腸と密接な関わりがあります。『腸を整える事で脳を整え、人生のパフォーマンスを最大化させる 』 これが私がビジネスの第一線に身を置く中でたどり着いた、最強のセルフメンテナンス法です。

②については、
結局行動しないと自分の未来は変わらない。
とはいえその行動ができないから悩んでいるのだ。
しかし脳科学や行動科学を元に、どうしたらチャレンジができるのか、突破口となるヒントを得る機会に恵まれました。また世間的にみた成功と自分自身の幸せが、必ずリンクするとは限らないことから、自分軸の幸せを見つけていくことは、豊かな人生にとって最も大切なことです。

また①と②はそれぞれリンクしていることもポイントです。
実践を繰り返すことで細胞から生まれ変わり、行動ができる自分に変わり、毎日が驚くほど楽しいものに変わったのです。

自分や仲間の心身コンディションを整えれば、
パフォーマンスも上がるし、自分軸(本音)に沿った生き方ができるし、
結果としてその人の人生は楽しいものになり、幸福度が高まります。

経営は意思決定の連続です。人生もまた、自らの意思と行動によって変えることができます。

『腸から始めるセルフメンテナンス』と『理論と実践を繰り返すマインドセット』の両輪で、決断力/判断力/行動力を磨き、自分らしく豊かな人生を創りましょう。

発起人/理事 中村友香 


私たちは、日々いろいろなことを感じ、望みながら暮らしています。
「自己実現欲求」という言葉を使う人もいますが、その根底にあるのは、生き物が持っている「思い」(Emotion)そのもの。たとえば、目に見えないバクテリア(細菌)も、自らが心地よいと感じる方向にむかおうとします。

私たちの細胞は彼らよりパワーアップしていますが、こうした基本は変わりません。
そう、本当はどんな人でも「もっと良くなりたい」「心地よく、楽しく生きたい」「好きなことを実現させたい」という欲求を細胞レベルで持っているのです。
その思いは、生きていくなかでゆがめられたり、見失ったりすることもありますが、完全に消えてなくなることはありません。心のどこかで「何とかしたい」という思いがあるのなら、まず細胞の声、体の声を聞いてみましょう。

これまで15年以上の歳月をかけて、医療、健康、食、生命科学、ボディーワークなど、身体と生命にまつわる様々な分野のスペシャリストを取材してきましたが、その体験を通じてたえず感じてきたのは、体に備わった働きのすごさ、精妙さ。

私たちは食べて、息をすることで細胞内でエネルギーをつくり、生きる力を手に入れています。細胞を元気にするには、まず細胞に栄養を送り届ける腸を元気にし、なおかつ、ゆったり呼吸できる身体環境をつくる必要があり、自己回復をうながすこれら一連のステップを「セルフメンテナンス」と呼ぶことにしました。

セルフメンテナンスはコンディショニング(養生)であると同時に、ライフデザインであり、これからの時代の生き方・行動原理の提案にもつながります。人類の集合知を体感していくクリエイティブな世界へ、縁ある皆様をご案内したいと思います。

理事 長沼敬憲 


大切にしている5つの考え方

1.ゆるませる。頑張らない。

毎日毎日あれをしなきゃこれをしなきゃ……追われるように忙しく生きる。そして、少しでも「他人や世間から求められる存在」であるように無意識に意識している。こんな毎日を過ごしていませんか? 

働き世代の私たちは、夢と現実の狭間で、多くの選択肢の中で揺れ動く世代でもあります。体や心に良いというアレコレはよく見かけるけれど、実行する時間がない! 余裕がない! 知識があればあるほど出来ていない自分との間にストレスを感じて逆効果……。ただでさえ疲れている心身を、さらに疲れさせてはいませんか?

流行りの健康法にチャレンジするのも楽しいけれど、身近にできることから、ちょっとした工夫で驚くほど心と体は変わります。日々いろいろと訪れる問題や悩みをさらりと交わし、ヘルシーに軽やかに生きてゆくために、ストイックになりすぎず、ゆるゆると最初のステップを始めてみませんか?

2.頭で考え過ぎない。お腹に聞いてみる。

「もっとポジティブに考えよう!」と思っても、どうもそんな気分になれない。なんだかイライラしてしまう、クヨクヨしてしまう……そんな経験は誰しもあるはず。

私たちは大きな脳を持っているがゆえに、頭で考える癖がついています。でも、私たちの祖先である脊椎動物は、もともと1本の管(腸の原型)だけで生きていたことを知っていますか? 脳科学などを通じて脳のパフォーマンスアップばかりがフォーカスされがちですが、第一の脳(第二の脳ではなく)ともいわれているのが「腸」。

「腑に落ちる」とは頭だけではなく、身体で理解するということを言いますが、腑とはまさに腸。腸は消化管として働くだけでなく、その人のメンタルの状態とも関わり合っています。頭ではやりたいと思っているのに決断できない=腑に落ちていない=身体が理解していない……だから、行動ができないのです。いままでの行動科学で見過ごされていた「腸のパワー」を使って意思決定と行動力を加速させていきましょう。

3.正解を求めない。答えは自分の中に。

次はどちらに進めばいいだろう? 私たちの人生も、仕事も、すべては自己選択の結果です。重大な局面で、適切に判断し意思決定をしなければならない時、私たちはたくさんの情報を集めて「正解」にたどりつこうとします。

情報化社会の現代において、知りたいことは検索すれば山のように出てくるし、SNSでも第三者の発する情報が日々雪崩のように流れてきます。情報は便利なものですが、一方であなたを迷わせるものでもあるのではないでしょうか?

さて、あなた自身はどう感じているのでしょうか?どうしたいのでしょうか?「正解」とは何でしょうか?それは誰が決めたものでしょうか?この仕事は、人生は、いったい誰のもの? そんな哲学・行動科学を組み合わせたE-OODAメソッドがあなたの決断と行動を加速します。

4.健康管理(コンディショニング)は目的ではなくツール(手段)。

健康管理(コンディショニング)は目的ではなく、ツール(手段)です。私たちは、「幸せに生きたい」「楽しくありたい」といった生き物としての本能をもっています。ここが生きることの原点であり、最終目的地であることを忘れてはなりません。

「正しいより楽しい」「ストレスをむやみにためない」……そのためには、手段が目的化したようなストイックさから、まず自分を解放させてあげましょう。正しさを求める裏には、過剰な不安や恐怖がひそんでいます。何が楽しいか?ワクワクするか?心地がよいか? この感覚を磨いて、実践につなげること。同じ感覚を持った人と共有していくこと。

恐れよりも心地よさを基準にすることで、セルフメンテナンスの本質が見えてきます。心と体を整えていくことで、生き方や価値基準、行動原理そのものが変わるのです。

5.結論:あなたには、つねにチョイス(選択肢)があります。

1~4を総括してお伝えしたいのは、「あなたにはつねにチョイス(選択肢)が用意されている」ということ。

私たちはあなたを精一杯サポートしますが、「完璧にやる」「少しやる」「今日はやりたくない」……それを決めるのはあなた自身です。前述したように絶対の「答え」があるわけではなく、一番大切なのは「本当のあなた」がどうしたいか? この一点に尽きます。

頭(頭脳思考)で感情や直感を押し殺すことを、いま、手放す時がきています。パラダイムシフト(価値の大転換)は、身体を通して感覚を解放させていくこと、解放された感覚をフル活用して創造していくこと……そこにとてつもないポテンシャルが眠っていることを実感し、ともに学び、体験していきましょう。


組織図

プログラム監修 光岡知足

腸内細菌学の世界的権威。東京大学名誉教授。東京大学農学部獣医学科卒業。同大学院博士課程修了後、1958年、理化学研究所に入所。腸内細菌研究の世界的な権威として同分野の樹立に尽力。大学院時代から腸内細菌の系統的研究を開始、自らが開発した分離・培養法によって腸内細菌の分類体系を確立させていく過程で、腸内フローラと宿主との関わりに着目、腸内細菌の共生バランスがヒトの健康を左右することを指摘した。「善玉菌」「悪玉菌」の名づけ親、オリゴ糖の研究者としても知られている。2020年12月、逝去。ベルリン自由大学客員研究員、理化学研究所主任研究員、東京大学農学部教授、日本獣医畜産大学教授、日本ビフィズス菌センター理事長を経て、現在、東京大学名誉教授、理化学研究所名誉研究員、日本獣医生命科学大学名誉博士。日本農学賞、科学技術長官賞、日本学士院賞、メチニコフ賞など受賞多数。著書は「腸内細菌の話」「健康長寿のための食生活」(岩波書店)、「人の健康は腸内細菌で決まる!」(技術評論社)、「腸を鍛える」(祥伝社)、「大切なことはすべて腸内細菌から学んできた」(ハンカチーフ・ブックス)など多数。

顧問 佐古田三郎

オーガニック・クリニック院長。1975年、大阪大学医学部医学科卒業。大阪大学講師・助教授を経て、2000年、大阪大学医学部神経内科教授に就任。2010年、独立行政法人 国立病院機構 刀根山病院院長に就任。パーキンソン病などを専門としつつ、身体全体にアプローチした病態の解明、生体リズムを改善する「高照度光療法」「絶食療法」(断食)などを取り入れた薬に頼らない治療法、日常の食事や睡眠などを重視した養生法のあり方などについて幅広く研究、啓蒙を続けてきた。2019年3月、医療法人篤友会 オーガニッククリニック院長に就任。「病気ではなく患者を治す」ことを目標に、対象となる臓器ではなく 、また個体だけでもなく、食生活(腸内細菌との調和)、睡眠、運動、生活リズム(太陽光との関係)など、一人一人の生活状況すべてを眺めて体の不調を治すことを目指している。著書に、『医者が教える長生きのコツ』(PHP研究所)、『佐古田式養生で120歳まで生きる する・しない健康法』(実業之日本社)などがある。https://www.organic-clinic.jp/

理事長 平良 一彦

医学博士・琉球大学名誉教授。未病専門指導師、日本未病システム学会名誉会員、NPO法人沖縄県食育協会理事。やんばるヘルスプロジェクト代表。 1970年長崎大学大学院薬学研究科修了(薬学修士)。1978年医学博士(長崎大学)。長崎大学医学部助手、講師、琉球大学医学部助教授、教育学部教授、観光産業科学部教授、副学部長などを経て、2011年4月より琉球大学名誉教授に就任。 沖縄の長寿要因について社会医学、保健学、栄養学、看護学、社会学、心理学など総合的な視点から長期追跡により研究を進めている。

理事 大塚知明

真言宗醍醐派 大師山妙法寺住職。修験道当山派吹螺師。1967年、奈良県生まれ。1990年、種智院大学卒業。1991年、醍醐寺伝法学院卒業後、僧侶になる。1998年、御祈祷寺として名高い大師山寺(奈良県吉野町)の住職に就任。2005年から15年以上にわたって、毎年4月、真言密教最大の荒業として知られる「焼八千枚不動護摩供修行」を続け、世界中の人たちの幸福と平安を祈願している。また、大峰山先達として年間十数回登拝、四国八十八ヶ所霊場をめぐるなど、フィールドワークを通して密教、修験道の伝統を広く伝えている。現在、ならどっとFMにて毎月第4月曜(15:00~16:00)放送中の「山寺おしょうのラジオ法話」でMCを務めるほか、全国各地で法話、祈祷、護摩供を続ける。

理事 加藤裕之

東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻・下水道システムイノベーション研究室特任准教授。ミス日本「水の天使」命名者。1958年、横浜生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了後、建設省(現・国土交通省)下水道部に入省。以後、国土交通省、地方公共団体などで下水道政策や水環境の仕事に従事する傍ら、東日本大震災の現地支援リーダー、国際水ビジネス、ビストロ下水道など多様な新プロジェクトの立ち上げに関わる。2020年より現職。著書に『フランスの上下水道経営』 (代表執筆者)、『新しい上下水道・再構築と産業化』 (共著)、『3.11 東日本大震災を乗り越えろ:「想定外」に挑んだ下水道人の記録』 (共著)、『水ビジネスを制するための標準化戦略』 (共著) 、『コンセプト下水道』などがある。https://www.envssil.t.u-tokyo.ac.jp/

理事 小林益久

(株)ネーブル・ジャパン代表取締役専務。高知工科大学・経済・マネジメント学群 客員教授。1962年、東京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了後、富士銀行市場営業部に入行し、債券ディーラーを務める。その後渡米し、ペニシルベニア大学・大学院院修了後、ゴールドマン・サックス証券で債券アナリスト、メリルリンチ証券、バークレイズ証券でチーフ債券ストラテジストとして活動。2010年、公募で三重県松阪市の副市長に選ばれ、地方行政に約8年にわたって携わった後、2017年に退任。2018年、松阪発の地域商社「ネーブル・ジャパン」を立ち上げ、日本列島の真ん中(へそ=ネーブル)に位置する松阪から世界に向け、ローカルの優れた技術、伝統文化、食などを発信する地域創生にチャレンジしている。http://naveljapan.co.jp/

理事 須藤政子

1973年、株式会社ソシエ・ワールドの前身、株式会社髙橋商事の理容室に入社。1981年、第一号店「ソシエdeエステ銀座ワールド店」店長に就任。以後、営業部長、エステティック事業部担当常務取締役、専務取締役、代表取締役専務を経て、2007年、株式会社ソシエ・ワールド代表取締役社長に就任。2016年、株式会社ソシエ・ワールド代表取締役社長を退任、株式会社TESIO(テシオ)を創業。「美を通して社会に貢献する」を社是に、エステティシャンの国際ライセンスの取得講座やコンサルタントなど幅広く活動。(公財)日本エステティック研究財団理事。認定NPO法人 日本エステティック機構理事。(一社)人日本エステティック試験センター評議員。http://tesiobeauty.com/

理事 高橋龍征

conecuri合同会社代表、ライター。早稲田大学第一文学部哲学科卒業、CSK(現SCSK)で営業、経営企画に従事後、早稲田大学大学院にてMBA取得。ソニーやサムスン電子での事業開発マネジャー、テック企業COOを経て独立。早稲田大学の社会人教育事業WASEDA NEO開校に伴いプログラム・プロデューサーとなり、年間200セミナーを企画。14年間複数のコミュニティ運営に携わる実践家でもある。2020年、事業開発の知見をベースに企業や学校の学びの場づくりとコミュニティ構築を支援するconecuri合同会社を設立。情報経営イノベーション専門職大学客員教授も務める。著書に『オンライン・セミナーのうまいやりかた』(クロスメディア・パブリッシング)がある。Twitter:@Ryu_8cchobori

理事 辻信一

文化人類学者、環境=文化NGO「ナマケモノ倶楽部」代表、明治学院大学名誉教授。1952年生まれ、1977年北米に渡り、カナダ、アメリカの諸大学で哲学・文化人類学を学び、1988年米国コーネル大学で文化人類学博士号を取得。1992年より2020年まで明治学院大学国際学部教員として「文化とエコロジー」などの講座を担当。またアクティビストとして、「スローライフ」、「ハチドリのひとしずく」、「キャンドルナイト」、「しあわせの経済」などの社会ムーブメントの先頭に立つ。『スロー・イズ・ビューティフル』、『常世の舟を漕ぎて』など著書多数。映像作品に『アジアの叡智』(DVDブックシリーズ、現在8巻)など。最新刊は『「あいだ」の思想』(大月書店)、DVDブック「レイジーマン物語ータイの森で出会った“なまけ者”」(ゆっくり堂)。https://theslothclub.wixsite.com/tsuji

理事 長沼 敬憲

1969年、山梨県生まれ。作家。サイエンスライター。旅人。セルフメンテナンス食事法開発者。医療・健康・食・生命科学・ボディワーク・歴史・哲学といった幅広いジャンルの書籍を、横断的に企画・編集・執筆。自身の著書『腸脳力』は、腸活や腸脳相関が注目される以前(2011年)に独自の取材により執筆し出版、現在も増刷を続けるロングセラーとなっている。2020年4月、『ゆるむ! 最強のセルフメンテナンス〜腸からはじめる食事の教科書』を刊行。エディターとして、累計50万部に及ぶ「骨ストレッチ」シリーズをプロデュースしたほか、南雲吉則『50歳を超えても30代に見える生き方』、小林弘幸『人生を決めるのは脳が1割、腸が9割』、白澤卓二『ガンもボケも逃げ出す「人生のテーマ」の見つけ方』、安保徹「人が病気になるたった2つの原因」、藤田紘一郎『腸内細菌と共に生きる』、光岡知足『大切なことはすべて腸内細菌が教えてくれた』なども手がける。日本各地を旅し、その土地の人と風土に関わってきた経験を活かし、日本のローカルの歴史と文化を海外発信し食、健康、歴史、文化など人と生命の営み全般をつなげ、俯瞰する活動を続けている。

理事 中村友香

1983年神奈川県生まれ。慶應義塾大学在学中公認会計士2次試験合格後、監査法人トーマツにて中小企業の支援や監査を経験した後に、ベンチャー企業にて事業立ち上げや経営支援、事業再生に携わる。左脳だけでは語れない右脳のパワー、人間が本来持つ計り知れない創造力を強く意識するようになり、現在は、複数社を経営する傍ら、毎朝ヨガの配信、プレミアムテキーラバーAGAVERIAyucasii tokyo名義でのアーティスト活動、YouTube「ゆかしい セルフメンテナンス研究」等を通して、人生を楽しみきるキッカケを提供している。モットーは「人生は一度きり」。15年間に渡り企業経営を行う中で、会社の業績=経営の能力のみならず、身体、精神(心・メンタル)、マインド(思考)の状態が影響すると考えるようになる。また働き過ぎやストレスにより自身が体調を崩した経験からセルフメンテナンスを幅広く学び実践。全米ヨガアライアンスRYT200修了、陰ヨガTT修了、シニアヨガTT修了、リストラティブヨガTT修了、アイアンガーヨガ、導引術、古武術、断食(ファスティング)、整体術、東洋医学、温熱療法、アーユルヴェーダ、呼吸法、瞑想法など。自らが「行動」「チャレンジ」をできなかった苦い過去の経験から、組織メンバーの意識変容・行動変容を促すコーチングも提供中。

関連情報

・平良一彦
「沖縄の長寿を過去の遺産にせず、若い世代に伝えていくことが、これからのテーマですね」(平良一彦)

・光岡知足
「全体の「2割」が変わるだけで調和が訪れます」(光岡知足①)
「生きた菌が腸まで届くから健康になれるわけではないんです」(光岡知足②)
「腸内細菌と仲良くするための食事とは?(光岡知足③)」
「ミクロの空間(腸内環境)で起こっていることは、すべて世界とつながっている」(光岡知足④)

・佐古田三郎
「食べる、寝る、呼吸する、光を浴びる……生命を蘇生させるカギは日常にあります」(佐古田三郎①)
「病気の大半は“奇妙な感染症”と呼ぶべきものでしょう」(佐古田三郎②)
「全体を部分でとらえる発想そのものを見直すべき時期に来ています」(佐古田三郎③)

・須藤政子
「エステシシャンに必要なのは、お客様の心を開いていく『引き出し力』なんです」(須藤政子①)
「エステティックは、おしゃれをする、美味しいものを食べる……そうした自分を豊かにすることのひとつなんです」(須藤政子②)

・大塚知明
「一生懸命願う気持ちは、時空を超えて人に伝わるものなんです」(大塚知明①)
「密教の修行によって、一瞬でゾーンに入って集中力が増し、想いが届きやすくなるんです」(大塚知明②)

・加藤裕之
「下水処理システムは、人体における『腸』そのもの。人も社会も循環によって健康が保たれているんですね」(加藤裕之)

・辻信一
「正しさにとらわれず、『悩むことを楽しむ』ことが人生の豊かさにつながっていきます」(辻信一①)
「身体を持って、人を愛するため、僕たちはこの世界に生まれてきたんです」(辻信一②)