不安や恐れを吹き飛ばす

前々回にネガティブケイパビリティ（不確実な状況の中に居続けられる能力）・前回に問い続ける力についてお話をしました。

今回はその力を養うためにもっと必要な事について考えてみたいと思います。

私たちが不確実な状況の中に居続けられないのはなんでだろう？
私たちが問い続けられずすぐに答えが欲しいと思ってしまうのはなんでだろう？
私たちがムダな時間を楽しむ余裕がないのはなんでだろう？

このように考えていくと、そこには「不安・恐れ」が見え隠れします。
このまま状況が解決されなかったらどうしよう。
このまま体調不良が改善されなかったらどうしよう。
このまま返信が来なかったらどうしよう。
このままお金が減っていくなら、どうなっていくだろう。

こんな風に私たちはすぐに「不安・恐れ」の支配下におかれてしまいやすい。
そしてこの「不安・恐れ」こそがすべての苦しみの元凶であり、すべての現実を悪化させる元凶な気がしています。

不安になるから焦る。焦ると人間関係もおかしくなる。
不安になるから焦って、結果的に手に入るものが手に入らなくなる。
不安になるから答えをみつけようと急いで、自分で問い続けることをやめてしまい改善が起こらない。

こんな風に、先に「不安になる」ことで
私たちは実は後から「その不安な状況を現実化させてしまう」のです。
「不安」はビジネスの絶好のチャンスですから、不安を煽る無意識の刷り込みも実は沢山あります。
それを鵜呑みにせず、しっかりと自分の足で立ち不安に流されない強さを養いたいものですね。

今日の会員メンバーの皆さんとの対話の中で、
不安を吹き飛ばすために昔の方は念仏を唱えたりしたのかな？というお話をしてくださった方がいました。
人によってその方法はさまざま（呼吸・腸活・ヨガ・仲間・祈り・奉仕・酒…？）ですが、
自分を信じてただひたすらに努力を続けること/問い続けることが出来たなら、間違いなく人生も体調も人間関係もお金の問題も好転してゆきます。

不安になったときこそ、
細かい目先の分かれ道なんてどっちの道を選んでも、私は幸せになる終着点に繋がっている、
と思う癖をつけてゆきましょう。
これはもう筋トレとしかいいようがないのですが、日々日々繰り返していると段々動じない心が養われてゆきます。（逆にすぐ不安になる不安筋を鍛えないように！笑）

そのためにも体、心、仲間、時間。自分を整えるキッカケを少しずつ増やす工夫をしてみてくださいね♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました！
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

＊セルフメンテナンス協会・メールマガジン（2023/3/6配信）より転載

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