「腹が座る」ってどういうことだろう？

今日のテーマは、
「腹が座る」ってどういうことだろう？


先日、ある研究者と対話していた時のこと。。。
その人は精神面でもいろいろな変化があって、この１年ほどずっと、


「ふわふわした状態だった」


と話されていました。
ふわふわというのは、おそらく地に足がついていないような、
どこか心もとない状態。。。


でも、それって悪いことではないと思うんですね。


たとえば、自分はいま地に足がついているか？
そう問われたら、すぐに「はい」と言える人は少ないかもしれません。


なぜなら、いま拠って立っている社会そのものがふわふわしていて、
じつはとても不安定なものかもしれないから。


そもそも、人生そのものが不安定にできている。。。


いま、元気で楽しく生きられていても、明日はどうなるかわからない。
社会的な立場も、いまやってる仕事も、ずっとおなじであるとは限らない。


そんな現実にちゃんと向き合ったら、それこそ気持ちはふわふわしますね。


だとしたら、むしろそのふわふわを受け入れて、
ゆっくり問いかける時間をつくるといいかもしれません。


たとえば、身体が「おかしいな」「いやだな」と感じているのに、
生きるために仕方がないことだから、仕事だからと言い聞かせていたら。。。


どこかで無理が出てしまいますね。


これまでの生き方では自分らしく生きていけない。。。
そう思ったら、素直にその声に耳を傾けてみてください。


きっとふわふわするはずです。笑


もちろん、いまの社会に適応し、日々生活することもまた、
地に足をつけることにほかなりません。


でも、それだけでは「ちゃんと着地できない」と感じているなら。。。
勇気を出して、自分の内面に目を向けてみましょう。


「自分は本当は何がしたいのか？」
「その望んでいることは、現実のなかで実現できるのか？」
「実現させるには、何がどうあればいいのか？」


問いかけするほどに気持ちはふわふわし、不安定になりますが、
大丈夫、じつは同じように感じている人は、思いのほかたくさんいます。


心配だったら、同じ思いを持った人たちとつながって、
その人が体験したことを聞いてみてください。
一人で悩んでいたところから、少しずつ広い場所に出ていけるはずです。


スーッと腹が座って、ふわふわした気持ちも収まっていくでしょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

 

＊セルフメンテナンス協会・メールマガジン（2023/9/7配信）より転載

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