行き詰まった人生を一変させる意外な視点とは?

今日のテーマは、
「行き詰まった人生を一変させる意外な視点とは?」


先日、葉山で出会った友人とカフェで話した時のこと。。。


彼は家のカギをどこかに落としてしまったらしく、
おぼろげな記憶をたどりながら、


「これまでこんなことなかったので、いったいどんな意味があるのか考えてみます」


そんなことをつぶやいていました。
客観的にみたら、「たまたま落とした」という事実があるだけで、
意味なんてないように感じるかもしれません。


でも、ふとそんなふうに問いかけてしまうことって、ないでしょうか?


だいぶ前になりますが、宗教人類学者の中沢新一さんを取材した際、
彼はアナロジーという言葉を使っていました。


「私たちは何かを理解するとき、必ずアナロジーを使っています。
それは、いま起こっていることが自分の体験した何かに似ているという、
両者が重なり合わさるような世界です」
『TISSUE03 まなざしのいいひと』より抜粋)


これだけだとわかりづらいかもしれませんが。。。
たとえば、一見すると無関係な夜空の星の配置と自分の運命を重ね合わせ、
そこに意味を見出すのが、


星占い(占星術)


だったりするわけです。
科学的な視点から見たら荒唐無稽、ありえない。。。
でも、ただの思い込みと言い切ってしまっていいのか?


なぜこう言うことをいうのかというと。。。
人生のなかでは、客観的な事実以上に、


「自分にはこう見える」「こう感じられる」


ということが大きな意味を持ってくることが多いからです。


科学の世界では、自分がこう感じるという主観を取り去って、
数値やデータを抽出していきますが。。。


そうやって取り去ってしまったもの、
そこに収まりきらないところに「真実」があったりする。


日々のセルフメンテナンスでも、
体重、体脂肪、血糖値といったデータは、
自分の健康状態を把握していく目安になりますが。。。


それ以上に大事なのは、そうした数字の背後にあるもの。
数値やデータに引っ張られすぎず、たとえば、


「自分はなぜそこにストレスを感じてしまうのか?」


この部分に意識を向けてみると、
他の人には当てはまらない、自分だけの真実が見えてくるかもしれません。


つまり、自分がこう感じている、だから、ストレスが起こる。


でも、それはあくまで自分のとらえ方なので、
他の人は当てはまらないし、ふとした瞬間、変わってしまうことだってある。


「自分の人生を動かしてるのは、数字やデータではなく、自分自身」
「自分が決めているのだから、自分自身で変えることもできる」


アナロジーの視点とつながることで、この世界は自分を中心に動きはじめます。
そう、他人軸から自分軸へ。。。


日々の体調だって、もちろん整えやすくなるでしょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

 

セルフメンテナンス協会・メールマガジン2023/9/11配信)より転載

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