歴史が教えてくれること

今回のテーマは、
「歴史が教えてくれること」


考古学の分野に、地中深くボーリングして、
古い時代の地層から土壌を採取する方法があります。


採取した土壌には様々な植物の花粉が含まれているため、
たとえば、はるか数万年前、


その土地が森だったのか、草原だったのか。。。


類推しながら当時の環境が浮かび上がってくるわけですね。


こうした研究でもわかるように、


僕たちは過去から現在につづく地層の上に生きています。


いま暮らしている土地にいつから住んでいるのか?
それは人によってまちまちだと思いますが。。。


「大地を踏みしめて生きている」


という点は変わりありません。


いつも当たり前のようにあちこち移動し、
「大地の上に立っている」ことなんて忘れてしまってますが。。。


そこには、記録にも残っていない膨大な情報。。。
そう、「記憶」が眠っているんですね。


昔の人が大事にしていた「ご先祖さま」も、
もちろん、こうした記憶のなかに含まれているでしょう。


僕自身、山梨に生まれて、いろいろ移り住みながら、
いまは三浦半島の葉山に住んでいます。


葉山に住んで9年ほど。
ようやくこの土地の「記憶」のつながり。。。
つまり、「土地の歴史」が感じられるようになってきました。


歴史を感じることは、過去の時代の膨大な記憶とつながること。


自分で体験したことなのに、
「いつか・だれかが・どこかで」感じていたことのような。。。


ふっと湧いてくるデジャブ(既視感)にも、じつは意味があるのかもしれません。


旅に出るということも、
その土地の記憶に触れ、忘れていたことを思い出していく体験そのもの。
思い出すほどに豊かになり、世界が広がっていく。。。


日常のなかでも、自分の足もとを時々意識するようにしてください。
その背後にある歴史。。。過去におなじように生きてきた人たちの歩みを、
ふっと想像してみるのもいいでしょう。


そうやって想像を重ねていくことで、
自分でも気づかないうちに、意識変容のスイッチがオンになるはずです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

 

セルフメンテナンス協会・メールマガジン2022/10/3配信)より転載

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