自分が願っていることって何だろう？

今日のテーマは、
「自分が願っていることって何だろう？」


世の中には、人生には目標が必要だと考え、
その目標に向かって課題をクリアしていくことが大事だと考える人がいます。


その繰り返しのなかで成果を上げたり、自分なりの幸福を得たり。。。


たしかにそういう面もあると思いますが、
でも一方で、そこまで頑張れない、強い意志は持てないって感じている人、
もしかしたら、


「だから自分はダメなんだ」


と思っている人も、意外と多いかもしれません。


僕自身、どうなのかというと。。。
たしかに計画や目標は必要だなと思っていますが、
それはおおよそのイメージ、


「仮置き」


みたいなもので、大事なのは思いを形にすること、
ゆっくりじっくりでも、実際に動いていくことだと感じています。


とはいえ、やみくもにただ動いていくだけだと、
行き当たりばったりになりますよね。
それでは、自分が望む方向になかなか進めないかもしれません。


仮置きというのは、科学で言うところの「仮説」。


実際に、さまざまな科学者、研究者に話を聞いていくと、
仮説と呼ばれるものは、


「何らかの根拠に基づいた未来へのビジョン」


みたいなものなんだなと感じます。


仮説通りになるかはわからないですし、
仮説の検証の過程で思わぬ偶然が重なり、予期せぬ発見につながった
という話を聞くこともありますよね。


ただ、どういう形であれ、
その仮説を検証していくのは決して容易なことではありません。
まさにコツコツじっくり。。。
時には地味なこと、面倒なこともやっていく。。。


そのためには、やってみようと思わせる「根拠」って、やっぱり必要だと思うんですね。
これを人生に当てはめた場合、どうでしょうか？


僕自身、一般的に使われる計画や目標って、
そのコツコツやじっくりを継続する原動力にはなりえない、
って感じることが多いんですね。


もちろん、形として計画や目標があってもいい。


でも、もっと底にあるもの、しかも、自分だけではなく、
おそらくは多くの人も根底で感じているもの。。。
もっと言えば、誰もが願っていること。。。


「自分が願っていることって何だろう？」


計画や目標が見つからない、うまく実行できないという人は、
ここを繰り返し問うてみてください。


個人の願望もあると思いますが、それがすべてなのか？
会社のなかで、家族やパートナーと過ごすなかで、仲間と語らうなかで、
いったい自分は何を願っているのか？


自分なりの言葉を見つけていくためには、
内側にあるいろいろな殻を破って、少しずつ深い地層にもぐっていく感覚も
ときに必要になるかもしれません。


まさにそこをゆっくり、コツコツとやってみる。。。


セルフメンテナンスをおすすめしているのは、
そのためには心と体という土台をたえず整えていくことが、
どうしても必要になってくるから。


気持ちだけでやれないことも、整えることで可能になります。
自分が願っていることがふっと浮かび上がって、
見えないところで小さな意志が生まれ、自然と前に進んでいけることもあるでしょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました！
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

＊セルフメンテナンス協会・メールマガジン（2023/4/17配信）より転載

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