自分の内面を豊かにするためのヒント

今日のテーマは、
「自分の内面を豊かにするためのヒント」


先日、ある研究者とゆっくり対話する時間があり。。。
その方が研究のベースにしている


「環世界」


という言葉についてやりとりしました。


ここでは専門的な話は抜きにして。。。
僕がこの言葉から何を受け取ったか、それがセルフメンテナンスにどうつながるか、
そのあたりを中心にお伝えしてみますね。


環世界とは、僕たちが感じ、触れている世界のこと。


僕たちは自分が暮らしている空間。。。
つまり、住んでいる家とか地域、職場などの向こうに、
もっと広い世界が広がっていると、誰もが当たり前のように思ってますよね。


地図を広げれば、日本にも様々な土地があり、
アジア、地球、宇宙と、その領域は無限に広がっていくでしょう。


それは多くの人が共有し、確認されている事実ですが、
一方でこういう見方もあるんです。


先日、葉山でスキューバダイビングをしている方の話を、
海中を撮影した写真を見ながら、じっくり拝聴したのですが。。。


海の中はまさに未知の世界。


実体験されている人の話をただ聞くだけでもイメージが広がり、
それまでも当たり前にあった葉山の海が、
より深い意味を持った、べつのものに変わっていく。。。


ダイビングを体験しなくても、ただ知って、イメージが広がるだけでも、自分の感じていた世界が更新され、新しい景色が見えてくる。


「環世界」というのは、その人が感じ、触れている世界。


冒頭でそう書きましたが。。。
自分が感じていない、触れていないものは、結局、無いのと同じ。


地図に載っている世界がどれだけ広かろうと、自分が感じていなければ無いに等しい。


葉山の海は初めから「そこ」にありましたが、自分が認識して、意味を感じて、初めて自分のなかに取り込まれるわけです。


無いものを有るものに変えていく。そう。何かを知ることで世界が広がっていくということですね。


大事なのは、そこには必ずイメージや実感が伴っているということ。


考えるのではなく、感じてみる。
それだけで「無」が「有」に変わり、自分の内的な世界は豊かになります。


感じてみる、触れてみる。
そうやって、外にあったものを内に取り込んでいく。
この体験を重ねていくことで、環世界（内面世界）は豊かになり、
自然と生き方も変わっていくでしょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

 

＊セルフメンテナンス協会・メールマガジン（2023/8/28配信）より転載

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