生きている証が残らない気がする病

仕事で成果を出さないと生きている証が残らない気がする
ちゃんとお金を稼がないと存在価値がない気がする
結婚しないと、子供を産まないと、価値がない気がする
そんな気持ちになったりすることが昔の私にはよくありました。
人に対してはそんなこと思わないのに、なぜか自分にだけはとても厳しくこういった視点で自分を裁いてしまう傾向があったのです。

ここ数年で色々トレーニングをしたりしてそういった考え方の癖からだいぶ抜け出してきましたが、
たまにこういった信念が ひょっこりはん(古w するときがあります。

無意識の信念が人生を創ります。
私たちは無意識・無自覚のうちに、見たり聞いたりしたものに、信念にそった意味づけをしてそれを現実として受け止めます。

上司に怒られたことを
期待されている、と捉える人もいれば
嫌われているな、と捉える人もいるように。

そしてその違いは、結果として
期待されていると思って動く
⇒もし本当は期待されていなかったとしても、「なんて素直なんだろう、頑張っているなぁ」と上司の目に移り、結果的に期待される。

嫌われているなと思って動く
⇒本当は嫌われていなくても、「なんでこんなに消極的な対応をするんだろう」、と思われてしまい、結果的に嫌われる。

といった現実を呼び寄せていきます。

自分の信念は、現実のものとなって表れて、
「あぁやっぱり期待されているんだ」と信念が強化されたり
「あぁやっぱり嫌われているんだ」と信念が強化されるわけです。

全ての解決の糸口は、他人ではなく自分。
これはある意味めちゃめちゃチャンスです。
自分さえ変われば良いのですから。
それで人生が変わることは明らかなのですから。

冒頭の話に戻りますが、

以前、「生きているだけで偉い」とか「明るく生きているだけでいい」とか
そういったメルマガを書きましたが、

生きた証は「なにかを成し遂げたどうか」なんかではなく、
「生まれたその瞬間から、もうこの世に生きた証なんだ」と最近思えるようになりました。
この世に生まれてくることも偉業だし、
大人になるまで育つことだって偉業だし、
ましてやなるべく明るく楽しく生きようと日々頑張っていること自体既に偉業なんですよね。

人と比べたければ比べてもいいしそれが自分を奮い立たせるきっかけにしても別にいいのですが、
人と自分は全く同じ存在ではないし、であれば自分を卑下したりする必要なんてどこにもないわけです。
エノキがにんじんをみて、なんで私はオレンジになれないんだろう?って思って頑張ることって辛いですよね。
エノキはエノキらしく、ニンジンはニンジンらしく。

自分だけの生命の光をしっかり放てるように、自分を大事に大事にしてあげる。
そして、そこから、自分だけの創造性を発揮してゆきましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

セルフメンテナンス協会・メールマガジン2021/8/2配信)より転載

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