「違和感を大事にしない」ことが大事?

今回のテーマは、 
「『違和感を大事にしない』ことが大事?」。

ちょっとヘンなタイトルになってしまいましたが。。。
たとえば、「身体の声を聴く」という言葉を耳にすることがありますよね?

あるいは、良心に従うとか、自分に正直に生きるとか。。。

どれもすごく大事なことだと思うし、
それが「自分らしさ」を取り戻す第一歩になったりするわけですが、
同時に落とし穴もひそんでいると思うんですね。

どういうことかというと。。。

自分に正直すぎると世界が狭くなる。

本質的なことを探求すればするほど、人とのつながりが途切れてしまう。

そういう「リスク」が少なくないと感じるんです。

これまで自分の気持ちを置き去りにして、
何かの役割に尽くしてきたり、求められた仕事に没頭したり。。。

世のため人のため、まわりのことばかり考えて、
気がついたら「他人軸」になってしまっていた人が、
ふと立ち止まって、自分自身の内側の声(=違和感)に目を向けるのは、たしかに大事なこと。

押し殺していた感情を解放させたり、
少しわがままでも、自分のやりたいことを実行したり。。。

その過程でセルフメンテナンスに関心を持って、
心や体を整えたり、食事を見直したり、ストレスケアしたり。。。

でもですよ、それって一種のバランス作用で、
ある程度自己解放して安定してきたら、逆に敏感になりすぎないこと、

そう、つねに「中庸」を意識すること。

前回のメルマガで「ひと肌脱ぐ」ことの大切さを書きましたが、
ちょっと違和感のあることでも、心に余裕を持って受け止めていったり、
自分と波長のあまり合わない人を受け入れたり。。。

そういう方向に少しずつシフトしていく。
それが「器の大きさ」につながっていくと思うんですね。

亡くなった作家の渡辺淳一さんが、
晩年に「鈍感力」という本を書きましたが、

おそらくその趣旨も似たところにあるような気がします。

鈍感であること、それは体の声を無視し、
違和感を放置することではなく、

「感じる力」を日々磨き、キープしつつ、
そのうえで、あえて鈍感になる。。。

僕自身、そういう受容力を身につけていきたいなと思っています。

とりわけ日本人は、この受容力をすごく大事にして、
それが自然とできる人を

「あの人はハラがある(=器が大きい)」

とリスペクトしてきました。
腹(腸)にいろいろな菌が共生し、調和しているように、
意に沿わないもの、不純なもの、ずれたものもうまく取り込み、共生させ、

コモンセンス(=集合知)

をつくっていく。。。
過去の日本人が受け継いできた遺伝子のスイッチをオンしながら、
じっくりゆっくり、ハラの感覚を育てていきましょう。

感性を磨きつつ、その感性を最大限に使い切るため、
世間という名の広い広い海へ出る。。。

皆さんと、そんな時間を過ごしていけたらと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

セルフメンテナンス協会・メールマガジン2022/1/10配信)より転載

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