「もっと良くなりたい」と思った時に感じてほしいこと

今回のテーマは、 
「もっと良くなりたい」と思った時に感じてほしいこと。

だんだん春が近づいてきましたね。
（※3/3配信のメルマガより転載）
固まっていた身体がそれだけでほぐれ、前向きになり、
何かやりたくなってきたり。。。

ヒトって、自分の意志だけで生きているわけではなく、
自己を取り巻く環境のなかで、

気持ちが沈んだり、やる気が出たり。。。

季節が変わって身体が変化するたびに、
自分も生き物なんだな、自然の一部なんだなって、
感じさせられます。

生き物としての自分を感じる。

これは僕がずっと大事にしてきたテーマで、
ちょっと理系の響き（？）がするかもしれませんが、
自分自身の感覚では、

「自然体で生きる」

これとほぼ同じニュアンスなんですね。
セルフメンテナンスで意識しているのも、まさにここ。

特別な誰かになるのではなく、
あえて言うなら、いまのままの自分が特別なのだと気づくこと。

いや、調子も悪いし、メンタルも不安定だし、
あるがままの自分はいやだから、
「もっといい状態」になりたいと思っている？

だから、心や体を整えている？

もちろん、そういう気持ちも大事だったりしますが、
身体というのは、自分が「こうありたい」と思う以前から、
もともと用意されているもの。。。

自分が努力したりしなくても、自然と動いているもの。。。

その動きをホメオスタシスと呼んだり、
動的平衡、自律神経のバランス、リズムと呼んだり。。。

いろいろ言い方はありますが、
頑張って何とかしようとするのをいったんやめて、
自分自身に内在している「生きる力」を意識してみる。

この「生きる力」が、
より発揮されやすくなるにはどうしたらいいか？　

日常をどう過ごせばいい？　何をどう食べればいい？
人とつきあう時の気持ちは？　たまったストレスをどうケアする？

そういう問いが重なっていくなかで、
じわじわと自分を覆っていたものがはがれていき、

「自分らしさ」

が浮かび上がってくる瞬間があるのかなと思います。

前よりも生きやすくなったな。

ふとそう感じることがあったら、
それは思った以上に、大きな大きな変化なのかも。
いろいろなかたちで、いろいろな方向から、

「生き物としての自分」

を感じていきましょう。できれば一緒に整えながら。

季節の変化を感じることもその一つ。
身体の声を聴きながら、一歩前へ踏み出せたらいいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました！
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

＊セルフメンテナンス協会・メールマガジン（2022/3/3配信）より転載

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