金融資本の闇=奪う事でしか豊かになれない時代=

衝撃のタイトルにしてしまいました。w
このタイトルでの豊かさの定義は、物質的な豊かさを意味します。
基本的に経済成長が無い時代なので、奪うことでしか豊かになれない(なりづらい)時代だと私は常々思っています。
奪わず、他人を幸せにしながら、小金持ちになることは出来ますが、大大金持ちになろうとしたら奪うという選択肢出てくるよ、怖い時代よ、という話でございます。

 

金融資本の闇シリーズ(笑)
この話は普段常々腹の底で考えていますが、あまり口にしたことがないのですが、今日は思い切ってぶっちゃけていきたいと思います。つまらなかったら、すみません。ちょっと長いかもです。

 

はっきり言って経済成長なんてもうほとんどしないのだから、経済成長しなくても豊かに平和に生きる方法を模索する必要があるのに、無理無理、見せかけの経済のためにオリンピック、リニア新幹線、戦争(武器輸出)みたいなことが繰り広げられていて本質的になにも豊かになっていない絶望の時代だと感じる時があります。泣
そして、そんな時代の中でいかに実業に携わり、人も自分も(地球も)幸せに生きていくのか?これが私の毎日の(人生の)研究テーマなんです。

 

中村家の家訓の1つは、投資と金融はやるな。でした。
私の祖父と父はそれぞれ中小企業を創業し、経営していますが、
投資は「資材を投げる」金融は「金を融かす」、そんな虚業ではなくて、実業で人を幸せにする人間になりなさい。と言われて育ちました。

 

祖父は実業いくつもやりまくり、でも慈善事業やりすぎて家計は苦しくw、
祖母はお金がない!!とぶち切れている、という家庭で育ちました。
祖父のファンキーな伝説は山のようにあるので、またいつかまとめて紹介したいと思います。笑
父はまた別の実業をはじめ、だんだんと豊かになっていく姿を見ながら育ちました。

 

投資や金融は、要するに「お金に仕事をさせてお金を増やす」ということ。
その資本力自体が彼らの付加価値であり、実業ではない。
実業は、なにか付加価値を生んだり、負を改善することで、顧客を喜ばせ、その対価として豊かになる事だと考えています。額に汗かいて、喜んでもらう、ということですね。
もちろん、投資や金融とひとくくりにするのではなく、想い溢れる事業経営者に長期的に投資をする、応援するといったことは悪いことではなく、短期的なマネーゲームのような投資や金融を指しています。

 

極端に、投資、金融、成長にコミットしている方々はおおむね疲弊していて幸せ感が薄い。どんなにお金をもっていても。。。これは私の実体験から来る真実です。(他人は他人なので、私がなにかいう権利もありませんが)

 

かくいう私も20代後半までは、ゴリゴリ資本主義の権化でした。まだ無知だったし、目の前の自分ができることに一生懸命でした。でも途中で、誰を幸せにしているんだろう??世界はどのようによくなっているのだろう?という虚無感に襲われたのです。

 

単純な話、仕入先から安く仕入れて、高く売れば、もちろん自社の利益は増えます。
競合他社を出し抜けば、もちろん自社の利益は増えます。
でもそれらにほとんど本質的な意味なんて無い。
本当に顧客に喜ばれるサービスや商品を創り、それで自然と勝っていくことができればそれはとても正常な豊かさなのですが、この時代、商品もサービスも飽和化していて、それは至難の業です。結果的に、他者から搾取することにより利益を増やす(しかない)企業が本当に多いと思います。
これに気付いて以降、私は自分の知恵は、本質的に社会を良くしている会社だけに使おう。と自分と神様に誓いました。

 

特に他人資本などいれてしまったが最後、投資家はリターンを要求してきますから、無限の成長レーンに足を踏み入れ、売却か上場するまでそのレーンから逃れることは出来ません。
だから、なぜ世の中の起業家が、株式上場したいのか、他者資本をいれて資金調達したいのか、基本的に全く理解ができません。これが私が公認会計士を辞めた理由です。

 

そんなことに神経をすり減らして短い人生を終えるよりも、もっと人間的に豊かなことに時間を注ぎたい。
理想論かもしれませんが、いつもそう感じています。

 

物質的な豊かさは、もちろん大事なことです。でも年収800万円以上は幸せ度はさして変わらないそうです。

 

本質的な豊かさ、、、私は、それは人間関係や時間、自己実現、自己受容、自問自答による成長、日々の発見の積み重ねそのものだと思っています。

 

そんな想いでセルフメンテナンス協会を長沼さんと立ち上げました。同じような価値観の方で集まり、毎月1回勉強会をしている時間、毎朝一緒にヨガをしている時間、一緒にファスティングをしている時間。そんな時間たちは、私の中で本当に豊かな時間。誰がなんといおうと、誰からも評価されなくても、絶対に失いたくない時間だなぁといつも小さな幸せを嚙み締めているのです♪

 

2021年大ヒットした、「人新生の資本論」(https://amzn.to/3Ch5gcj
皆さんはもう読みましたか?
「資本主義が崩壊するよりも前に、地球が人類の住めない場所になってしまう」という問題提起と共に繰り広げられ、でも「3.5%の人々が非暴力的な方法で、本気で立ち上がると、社会が大きく変わる」という部分に私はワクワク希望を感じました。

 

私が今すぐ本気で非暴力な方法で誰でも出来ると思うこと。それは、
自分を大切にすること。自分をよく感じて、観察すること。心地よく生きること。
セルフメンテナンスこそが、この資本主義の闇を壊してくれると信じています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

 

セルフメンテナンス協会・メールマガジン2022/8/18配信)より転載

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