自分を信じるってどういうこと?

今日のテーマは、
「自分を信じるってどういうこと?」

「自分との対話が大事」って言いますよね?
確かにそうだなと思いつつ。。。
なぜ自分と対話する必要があるのか?
もしかしたら、ピンと来ていない人もいるかもしれません。

自分の本当の思いを知る?
自分らしく、正直に生きるために必要なこと?

確かにそうかもしれません。
でも、自分に正直に生きることが、問題の解決につながるとはかぎりません。
成功につながるとも言えないでしょう。

そもそも、自分に正直であることって、ちょっと独りよがりな面があると思いませんか?

大事なのは、他者との関係のなかに自分が存在すること。
もちろん、その背後には社会があり、自然があり。。。
それらが複合したつながりを、仏教では「縁」と呼んでいます。

生きている限り、この縁からは逃れられない。

他者のいない世界はないし、同時に、自己の存在しない世界もない。

だとすれば、自分を信じるということは他者を信じること。
どちらか一方だけでは成り立たないことになりますね。

自分を信じると称して、自分にだけ目を向けていたら、
それはただのエゴなのかもしれません。

もちろん、自分に目を向けず、他人に合わせているだけでは、
自分の存在は埋没してしまい、人間関係そのものが希薄になりますね。

自己と他者は表裏一体でありながら、
わたしはわたしであって、あなたではない。

わたしはなぜわたしなのだろう?

不思議に思ったことはありませんか?
でも、この「わたし」を通してでしか感じられない世界があるわけです。

だとすれば、言葉を介して人とつながること、
「わたし」しか感じられない世界を「あなた」に伝えること、
そうしたプロセスのなかに、

「自己を知る」

という大事なキーがひそんでいることが見えてきます。
つまり、自分の内面に向き合うだけでなく、
他者とつながることも「自分との対話」だと思うんですね。

そもそも、自分の内面と向き合うこと自体、
他者に向かって何かを伝えようとする前提があるでしょう。

ただ自問自答するだけでなく、
この世界の誰かに向けて、自分だけの言葉を見つけて、声を出す。

それが生きるということ、
わたしがわたしとして、あなたがあなたとして生きる。。。
とても大事な瞬間なのかなと思います。

大丈夫、言葉は不完全ですが、
言葉の限界を超えて、思いは世界に伝わっていきます。

自分と対話することで、相手の思いも伝わってきます。

その思いを感じることもまた、
自分を知ること、信じることの大事なプロセスであるのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

セルフメンテナンス協会・メールマガジン2023/5/8配信)より転載

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