本音と建前のズレを合わせていくヒント

先週の土曜日、
理事である辻信一さんの新書『エレガント・シンプリシティ〜「簡素」に美しく生きる』
(サティシュ・クマール著・辻信一訳)
の出版を記念して、辻信一さん×長沼敬憲さんによる
対話イベントがzoomにて開催されました。
(※2/7配信のメルマガより転載)

まだ書籍をお求めではない方は是非以下よりチェックをお願いいたします。
https://amzn.to/3pU7708

また以前取材させていただいた辻信一さんの取材記事も是非お読みください。
前編と後編に別れています。
「正しさにとらわれず、『悩むことを楽しむ』ことが人生の豊かさにつながっていきます」
https://selfmaintenance.org/archives/4321
「身体を持って、人を愛するため、僕たちはこの世界に生まれてきたんです」
https://selfmaintenance.org/archives/4413

改めて、ご参加くださった皆様ありがとうございました。
辻さんと長沼さんのお話、非常~~~に面白かったですね。

今日のメルマガから何回かに分けて
サティシュや辻さんのそのエッセンスをお伝えしていけたらと思っていますが、
今日は、土曜日の対談で辻さんが最後におっしゃっていた、3つのエアについて。

私たち人間が本来持っている性質。これから大事にすると良いポイント。
として、3つのエアを挙げてくださいました。

ケア(Care 気に掛けること、相手の痛みを自分の痛みと同じように統合して感じること)
フェア(Fair 自分だけが勝つは気持ち悪い、ずる賢く汚く人に勝ちたい人なんて、本来いない)
シェア(Share 経済の本質はシェア。経済学者は経済の本質は交換、損益勘定であるけれど、本来はそうではない)

本来私たちはこの3つのエアを大事にしていると、心地は良いはずだ。と辻さんはおっしゃっていました。

もし本音と建前がずれている違和感を感じる時、
このあたりにヒントがあるかもしれません。

他人が幸せで自分を犠牲にしている状態
もしくは
自分だけが幸せで他人を犠牲にしている状態(本来それは本当の意味での幸せではないのですが、、、)
このどちらかの時、なんだか、私たちは苦しくなってしまうと思います。

自分も他人も幸せな状態なんて理想主義?
私も昔はそう思っていました。
でも今は両立できると確信しています。

この社会は金融資本社会で色々な歪みが生じています。
その中で、常に理想の自分であることは、とても難しいし、疲れてしまいますね。

でも、そんな中でも、少しでも、
自分自身を整えることで、自分の心の声、魂の声を聞けるようになってゆきます。
その心の声を、すぐ脳で理解して、論破したり分析したり、正解を求めるのではなく、
腹で感じてみる。ただその感覚をマインドフルに見つめてみる。。。

辻さんと長沼さんのお話から私は以下のヒントを得ました。

・ちょっと自分を大事にしてみよう
 (リラックス・呼吸・腸活・ファスティング・よく寝る・体に優しい美味しいものを食べる)
・ちょっと自然に触れる機会を増やしてみよう
・ちょっと自分の手を使って創造性を刺激してみよう
・ちょっとシェアをする気持ちをもってみよう
・ちょっと周りとのつながりを大事にしてみよう

そんなちょっとしたことから、一緒にはじめてみましょう!!
少しずつ本音と建前を一致させていくことで、
軽い楽しいエネルギーで毎日を過ごせるようになってゆきますよ^^

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

セルフメンテナンス協会・メールマガジン2022/2/7配信)より転載

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