「三つ子の魂百までも??」

今回のテーマは、
「三つ子の魂百までも??」

こうしていま、ゆかさんとセルフメンテナンス協会を
運営させていただいていますが。。。

「健康」という言葉に収まらず、
「身体」とか「生命」とか。。。
ヒトという生き物のポテンシャルとか。。。

なにやら広〜い世界にアプローチしている、
ちょっと変わったコミュニティだと感じてくださっている人も
そこそこいるのかな〜と思います。笑

僕のなかでは、ミクロからマクロまで、
世界は一つにつながっているので、
やっぱりいろいろな分野に意識が向かうし。。。

なによりも、それを一つの世界に「統合」すること、
そこに生きることの本質を理解する
すべてのカギがあるとつねに感じています。

「三つ子の魂百までも」って言いますよね?

腸内フローラの形成も含め、
3歳の頃までの環境がその後の生き方を左右するって言われていますが、
少しずつ自我が芽生え。。。
いわゆる人格というものが形成されるのは、もっと後。

僕自身、生命という大きなものを意識し、
それについて探究している諸分野を統合してとらえる感覚が芽生えたのは、
大学生だった20〜21歳の頃。

人智学を樹立し、思想家、教育者としても名を残した
ルドルフ・シュタイナーが、

「7年周期説」

という、ヒトの精神の成長のプロセスを唱えているんですが。。。
それによると、14~21歳は、

「真実のある世界観」を受けとる時代

になるそうです。
実際、僕の場合も20〜21歳の頃に世界観が生まれ、
まるで三つ子の魂のように、
僕の生きる軸になってきた実感があります。

ただ、この当時の僕は、
まだ医療や健康の分野についてはほとんど知識はなく。。。
いま振り返ってみると、

経済人類学の栗本慎一郎先生 哲学者の竹田青嗣先生

このお二人が僕の世界観をつくる

外部刺激

になったのを感じます。

栗本先生と言っても、
僕より若い世代の人はあまりご存じないかもしれないし、
知っている人でも、テレビの討論番組に出たり、
政治家に転身してからの活動のほうが
印象が強い気がしますが。。。

栗本先生がベースにしていた
経済人類学の核になっていたのは、

【社会をひとつの生命体としてとらえる感覚】

なおかつ、その「生命体」は
無数の「層」で成り立っており、
より上位の層が下位の層を支配する構造になっている。。。

たとえば、機械の個々の部品は、
単独では何の役にも立たないですが、
機械全体でひとつの「働き」が生まれますね?

機械という統合した「生命」のなかで
部品としての動きが生じる。。。
そう、「動き」の上位に「働き」があるわけです。

これって、身体の組織や器官にも同じことが当てはまるし、
身体=個人の集合体である組織にも、
もっと大きな社会にも、同じ原理が働いている。。。

栗本先生は、そうした生命の営みすべてをひっくるめて

「経済」

と呼んで、社会におけるヒトのあり方、歴史や文化の意味、
お金の本質などをとらえていたわけです。

こうしたクリシン理論の全体像を
最初からすべてつかめていたわけではないですが、
本からかもしだされる世界観を肌で感じ、コツコツと追いかけ。。。
自分の体感と重ね合わせ。。。

後年、僕が本をつくるようになった時、
懇意にしていた出版社の担当者にこうした話をしたら、

栗本先生なら企画を通せるよ!

という話になり、ついにこの時が来たかと、
おっかなびっくりメールをしたら、
お断りの返事とともに、
毎週木曜日に自由大学という勉強会をやっていると書かれていて。。。

で、嬉々として毎週のように通いはじめた約一年後、

「これまで話してきた内容を本にするから、
長沼君、出版社を探してほしい。
君が見つけたところなら、暗黒出版とかでも構わないから」

と不意にお話をいただき、
なんと2冊の本に携わることができました。

『ゆがめられたら地球文明の歴史』 『栗本慎一郎の全世界史』

しかも、2冊目の「全世界史」は、
栗本先生の遺作、最後の一冊です。本のあとがきにも、

「いずれにしても本という形ではもう終わりだ。
研究と思索は続けるが、
多分、このあとはもう猫について以外は本にはしないだろう」

そう書かれてますし(残念ながら猫の本も刊行されず。。。)
僕自身、僭越ながらそれとなく執筆をおすすめしたりしましたが、
当然、翻意はされず。。。

で、僕は勝手に思ったのです。

「僕なりに、僕の視点、僕のやり方で、
学ばせていただいたことを統合させて、
自分が感じる「この世界のすがた」を伝えていこう」

軽く自慢話も入りましたが。。。笑。
エディターだった僕が、著者としての自分、
書き手としての自分を意識するようになったのは、
この時からだったと思います。

なんともう7年も前、2013年のことです。

いま思うと、そこから国内外を取材して歩く「旅」が始まり。。。
同時期に縁あって葉山での生活も始まり。。。
ガチャガチャと、いろいろなことが動き出しました。

次回のメルマガは、この続きとして、
「ヒトは『パンツをはいたサル?』」
というタイトルでお届けします。楽しみにお待ちください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

セルフメンテナンス協会・メールマガジン2020/10/05配信)より転載

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