「頭のいい人ほどダマされてしまう?」

今回のテーマは、
「頭のいい人ほどダマされてしまう?」
です。

前回、自分の心のなかに、

「サンクチュアリ」

というフリーゾーンをつくることをおすすめしましたが。。。
これって、頭のいい人ほど
難しく感じるものかもしれません。

なぜかと言うと、
そこにはこの世界の仕組みが関係しています。

これまでお伝えしてきたように、
この世界は、目に見える現実と、目に見えない思い
この二つで成り立っていますね。

で、思いがあって現実があるため。。。
現実はつねに「過去の結果」として現れます。

すでに現れてしまっている以上、
その現実をいくら動かしても本質は変わらないわけですが、
目の前で起きていることへの対応は必要。

頭のいい人というのは、この処理能力に長けているんですね。
だから、いろんなことがテキパキとできる。

そこでは過去のデータも役に立つし、
コストはいくらかかるかとか、
どういうスケジュールで進めたらいいかとか、
いろいろな計算も必要になります。

それがスムーズにできたらまわりに評価されるし、
チャンスも増えるかもしれません。

実際、そういう人がいないと、
世の中や組織がまわっていかないことも事実ですが。。。

この処理能力ばかり磨いていると、
自由にイメージする機会は相対的に減っていきます。

目の前の出来事に対処するだけで
十分に「成功体験」が積めてしまうため、

「サンクチュアリ? そんなものにそもそも何の意味があるの?」

まったくピンとこないかもしれません。笑

それも一つの生き方ですし、
成功しているなら結構な話じゃないかと思いますが。。。

ただですね、思いの世界が置き去りになっていると、
悲しいことに、あまりハッピーになれないところがあるんですね。

成功した人が禅の悟りの世界に憧れたり。。。
マインドフルネスを求めたり。。。
そういう方向に意識が向かうのも、簡単に言えば、

「頭が良すぎて、人生が空回りしてしまった」

からなのかもしれません。笑。

そう。どういうプロセスであれ、
人は「思いの世界」とつながる必要がある。
それも思いの表層ではなく、かなり根っこの部分に。。。

なんのために? 他ならぬ自分にとって、

「揺るぎないよりどころ」

をつくるために。そのよりどころが意識のフリーゾーン、
サンクチュアリにあたるわけですが。。。
そこでは何よりも「体感」が求められます。

文字通り、体感は「体で感じる」ものであるため、
頭の処理能力が高すぎると、
まずここでつまずいてしまう。。。

Appleの創業者スティーブ・ジョブスのように、
あれだけ創造的な仕事を成し得た人でも、
それだけでは満たされず、禅の世界に傾倒したと言われていますね?

それを考えると、
日々仕事や生活をしていくなかで
サンクチュアリの存在がいかに見落とされ、
後回しになってしまいやすいか?

言い換えれば、
現象として現れている世界(=現実)の影響力がいかに強大か? 

一筋縄ではいかない、
この世界の仕組みが見えてこないでしょうか。

いや、一筋縄でいかないと言いましたが、
その本質はとてもシンプルで。。。

自分が体験し、理解したことを、
ただサンクチュアリを育てることに使っていく。。。

そう。思いが先で現実は後。

思いが「未来の自分」をつくっているわけだから、
その自分が貧弱なままだったら、
現実世界がいかに華やかに展開されようと、
気持ちのほうは寂しいまま。

逆に思いの世界が輝いて、充実していたら、
現実はつらい境遇に置かれていても、
その人は明るく、強く、しなやかでいられる。。。

もちろん、現象を通して体験し、理解したことが
次の思いの材料になる以上、
思いの世界だけに浸っていればいいわけではありません。

なぜ、見える世界と見えない世界があるのか?

なまじ能力がある人は、
思ったことを早く実現させようと考えますが、
大事なのは二つの世界を太いパイプでつなげること。

そもそも、自然界の時計を「早く」回そうとすると、
必ず無理が生じます。

タネが芽を出し、実になるには一定の時間がかかるわけで。。。

現実に置き換えた場合、
それは「強引な生き方」につながるかもしれません。

物事を強引に進めていくと、
たとえ「思い通り」に進んだとしてもどこか後味が悪く、
自分も傷つき、相手も傷つけられ。。。
すっきりしないことが多くありませんか?

古武術などの世界では、
相手を腕力で強引に倒すことよりも、
身体の中心に働きかけ、

「相手を心地よく転がす」

ことを稽古すると言われています。

試合があるわけでもないのに、なぜ稽古を?
それはもう人生という「本番」が用意されているからでしょう。

起きていることは必然があって生じたものですから、
大事なのは無理をせず受け止めて、
自分がいまできることを実行する。。。

できうるかぎりエゴは捨てて、
物事が心地よく進んでいくにはどうしたらいいか?
そこに意識を向けていく。。。

そうやって意識の幅を広げ、感覚や発想を柔軟にさせ、
できれば心地よく相手を転がし、
そのうえで未来の自分。。。

そう、サンクチュアリに向き合う。

思いの世界を充実させ、
少々のことでは壊れない王国をつくっていく。。。

いまの自分には難しいと感じた人は、
セルフメンテナンスで心と体を整え、
自分を取り巻く世界に目が向けられる余裕をつくること。

強さだけでなく、優しさを大事にすること。

焦らずに一歩一歩、思いを形に変えていくこと。

時代が大きく変化しようとしているいま、
難しいと思っていたことも、
意外とスムーズにやっていけるかもしれません。

これまでの殻をほんの少し破って、前に進んでいきましょう。

次回のメルマガは、ゆかしいにバトンタッチし、
「夢を叶える脳の設定」
をテーマにお届けしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

セルフメンテナンス協会・メールマガジン2020/08/17配信)より転載

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