血液ドロドロが悪いわけではない!?

今回のテーマは、
「血液ドロドロが悪いわけではない!?」。

血液ドロドロ、サラサラって言葉がありますね?

ドロドロが不健康、サラサラが健康というイメージが
一人歩きしている感がありますが。。。

そもそも、血液がドロドロになるってどういうこと?

医学用語ではないこともあって、いくつか解釈がありますが。。。

「血液中に赤血球が増えて、くっついて、血液が流れにくくなる」

ここが一つのポイントかなと感じています。

赤血球の働きとしては、「食べ物の栄養や酸素を細胞に運ぶ」
「細胞内の老廃物、二酸化炭素を体外に排出する」といったことが知られていますが。。。

「ストレスが増すと血液が酸性に傾いて、赤血球どうしがくっつきやすくなる」

そう、血液ドロドロにはストレスが関わっているようなんですね。

つまり、ストレスケアが大事?
それはその通りなのですが、免疫学者の安保徹先生は、

「血液ドロドロが悪いわけではない。そこにも意味がある」

とおっしゃっていました。

安保先生のお話で面白いなと感じたのは、
「赤血球の直径と毛細血管の直径がほぼ同じである」ということ。

つまり、血管の末端部分では、赤血球が斜めになったり、
ぶつかりあったりしながらゴロゴロ流れている。。。

安保先生いわく、ここ一番の臨戦体制に入ると、

「血液はストレスで一瞬にドロドロになる。
そして、臨戦体制が解除されると、すぐにサラサラになる」

このように血流は、たえずコンロールされているわけです。

ドロドロ・サラサラも、ヒトが生きていくための適応現象。
どちらがいい・悪いではなく、要はバランス。

にもかかわらず、僕たちは臨戦体制、戦闘モードになりがちで、
だから、血液もいつもドロドロ。。。

そこには、もちろん食事の影響もありますが、
こうした自分自身の生き方・行動パターンを見直すことで、

「血液ドロドロ=戦闘モード」を生かすこともできる。。

実際、血液ドロドロ= 戦闘モードになると、
筋肉はギュッと固くなり、血管は収縮し、身を守ろうと働いてくれます。

頑張りすぎは良くないけれども、
身を守るために体が働いてくれている点に変わりはありません。
であるなら、「よりよく頑張る」すべが必要ですよね?

よりよく頑張るということは、ほどよく力が抜けていること。

肩の力を抜き、力みすぎず。。。

血液ドロドロとサラサラの間を行き来しながら、
そんな「バランス」を身につけ、磨いていけたらいいですね。

そのコツを一緒に学び、体感していくことが、
セルフメンテナンスのコミュニティの強みなんだなと感じています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

セルフメンテナンス協会・メールマガジン2022/7/4配信)より転載

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