あらためてフローってどういう状態だろう?
今日のテーマは、
「あらためてフローってどういう状態だろう?」
セルフメンテナンスをやっていくなかで、
とくに大事だなと感じるのが、
「フロー」
と呼ばれる感覚をつかむということ。
もともとフローは心理学の用語で、
「意識がその活動に集中し、流れるように進んでいる状態」
を指していると言われています。
この言い方だけでは漠然としてしまうので。。。
まず、何かにトライしている場面を思い浮かべてください。
やっていることの難易度が高すぎたら、
やる気がなくなって、途中で挫折してしまいますよね?
逆に、簡単すぎても退屈して、あまり楽しくありません。
つまり、ただチャレンジすればいいわけではなく、
「チャレンジ」と「スキル」のバランスを意識してみる。
わかりやすく言えば、
コツコツと経験を積み、必要なスキルを身につけながら、
「ちょっと難しいかな。。。」
と感じることにつねにトライしていくと、
なにかの拍子に「フロー」が体験しやすくなるということです。
一般的には、頑張り続けることでハイになる、
そうした意味での「集中した状態」が求められがちですが。。。
この体験を繰り返していると、ワーカーホリックになりかねません。
なんらかの成果は出せるかもしれませんが、
身体はボロボロになって、やがて心身は病んでしまうでしょう。
そうではなく、むしろ逆の方向に発想してみてください。
頑張ることからいったん離れ、まずは体調を整えてみる。
無理にチャレンジするのではなく、
「チャレンジできる状態」に身体を整えていく。。。
目標を持って、そこに向かって努力するのではなく、
むしろ目標がやってくるのを待ってみる。
やや比喩的な言い方をすれば。。。
的に矢を当てようとするのではなく、的が矢に飛び込んでくる。
だとすれば、百発百中のはずですね。笑
そういう状況が生まれるよう、少しずつ自分の状態を磨いていくのです。
自分が変わればまわりも変わり、状況も変わっていく。。。
その意味では、フローの第一歩は、脱力すること。
つらいなと感じた時こそゆるむことを意識する。
大丈夫、少し冷静になって、「なんとかしなきゃ」から離れてみましょう。
この感覚がつかめてくると、
文字通り、肩の力が抜けて、フローな状態も向こうからやってくるはずです。
セルフメンテナンス的に言えば、
結構、この感覚をつかむだけでも、お腹の調子が良くなったり、
体温が改善されることも多々あり。。。
こうした体調の変化もフローのバロメーターになるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。
*セルフメンテナンス協会・メールマガジン(2023/8/17配信)より転載
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自らの「体」と「心」と「脳(思考⇒行動)」を能動的にメンテナンスすることにより、
自らのポテンシャルを最大化させ、自分自身や社会の幸福度を高める。
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