「感じる力をどう磨いていくか?」

今回のテーマは、 
「感じる力をどう磨いていくか?」。

前回、愛読している小説『スティル・ライフ』の
冒頭のメッセージを取り上げながら、

感じる力の大切さ

についてお話ししました。
問題はこれをどう磨いていくかですよね?

だから、セルフメンテナンスが大事というだけでは
ちょっと言葉足らずなので。。。笑

今回はシンプルに、「勇気」について考えてみましょう。

勇気を持つというと、決断力が求められる、
すごく緊張した場面を思い浮かべるかもしれませんが。。。

じつは日常のどんな場面も、たえず決断力は求められます。
いつも決断しているということは、自己責任で生きているということ。

自己責任って、ちょっと冷たい響きもありますが、
もう一歩踏み込んでみると、

何にも縛られない生きる自由

みたいなものが浮かび上がってきます。
たとえばですね。。。
車に乗ってある目的地に向かっている場面をイメージしてみてください。

あと1時間でお店が閉まってしまう。。。みたいな状況で、
道が混んでいたらちょっと焦りますね。

で、車のナビを見ると、道路は真っ赤な渋滞マーク。

途中で三つに道が分かれ、それぞれに所要時間が記されてますが、
実際、どれを選べばいいか?

まあ、このわずか1時間ほどの間でも
たくさんの判断ミスをしてしまうかもしれません。

でも、すべて自分が選んでいるわけです。

誰かにアドバイスされたとしても、決めるのは自分。
もっと言えば、もうだめだ、間に合わないと、諦めてしまうのも自分。

「成功する秘訣はやめないことだ」という話を聞いたことがありませんか?

実際、運転を続けている限り、ドライブは続きます。

ここにもう一つ付け加えるなら、
なるようにしかならないのだから、あまりジタバタしない。笑

ミスを犯す自分をいちいち責めたりせず。。。

もっと言えば、「正しい判断」なんてないのだと思い、
その瞬間の自分の決定を支持すること。

要は、どこまでも、どこまでも、ただこれを続ける。。。

車の話で言うと、予定の時間に間に合わなかったとしても、
それですべて終わりではなく、人生の物語はそのまま続いていくわけです。

何がどう起こるかはわからないのに、
頭の中で、だめだ、うまくいかないと思ってしまう。

すべては途中経過なのに、スーッとどこかにフェードアウトしてしまう。。。

生きていくなかで、こういうことを繰り返していると、
たぶん、安全運転しかできなくなり、その分、刺激は減っていきます。

逆に言えば、自己責任で、自分の選択を支持して、自分を応援して。。。
自分自身とどこまでも一緒に歩んでいく。

もしかしたら、そういう生き方をする人を見て、

「勇気あるな〜」

と感じる人が多いのかもしれません。

もちろん、つねに行動すればいいとは限りません。

自分の決断を勇気と感じているうちは、保留にしたって大丈夫。

そういう自分を勇気がない、決断力がないと責めたりせず、
自分の気持ちに寄り添ってみる。

自分で動こうと思った時に動く。。。動こうと思わなかったら動かない。

すべて自分が決めているんだとハラが括れたら、
ちょっとすがすがしい気持ちになれます。笑

いまこの瞬間がとても大事に感じられるようになり、

ちゃんと整えたいな、丁寧に過ごしたいなと、
そういう方向に気持ちがシフトしていくでしょう。

自己決定で生きる

誰もがすでにそうやって生きていることを自覚する、
それが勇気の第一歩、感じる力を磨くコツなのかな〜と思います。

次回のメルマガでは、このあたりのお話の続きとして、
「見えない力に助けてもらう方法」
についてつづっていきたいと思います。
楽しみにお待ちください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

セルフメンテナンス協会・メールマガジン2020/11/16配信)より転載

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