「人生はスティル・ライフ」

今回のテーマは、 
「人生はスティル・ライフ」。

セルフメンテナンス協会を立ち上げて以来、
ココロとカラダを整えるにはどうしたらいいか?
言葉にし、語る毎日。。。笑

でも、それはつらいことを我慢したり、
自分を追い込んで目標を達成したり、
そういうストイックな世界とは、じつは対極にあったりするわけで。。。

頑張ることがダメと言ってるわけではなく、
そういうモードになっても全然いいのですが、
大事なポイントはそこではない。

そのあたりのニュアンスが皆さんにふわーっと伝わった時、
いちばん嬉しかったりします。

たとえば、いまパッと思い浮かぶのは、
池澤夏樹さんの『Still Life』という小説の冒頭の一節。

ハンカチーフ・ブックスで企画・編集してきた

「TISSUE」(ティシュー)

という哲学系インタビューBOOKの第2号の冒頭でも、
じつは引用しているのですが。。。。

読み返すたびに、まさにここだな〜と。
せっかくなので、以下をゆっくりご覧になってください。

大事なのは、山脈や、人や、染色工場や、セミ時雨などからなる外の世界と、
きみの中にある広い世界との間に連絡をつけること、

一歩の距離をおいて並び立つ二つの世界の呼応と調和をはかることだ。
たとえば、星を見るとかして。

二つの世界の呼応と調和がうまくいっていると、毎日を過すのはずっと楽になる。
心の力をよけいなことに使う必要がなくなる。
水の味がわかり、人を怒らせることが少なくなる。

星を正しく見るのはむつかしいが、上手になればそれだけの効果があがるだろう。
星ではなく、せせらぎや、セミ時雨でもいいのだけれど。

どうでしょうか?

タイトルにあるStill Life(スティル・ライフ)は、「静物画」のこと。

静物画というと、見る人によっては地味に感じたり、
一見退屈なものに映るかもしれない。

でも、そういう絵にも書き手の意思が宿っていて、
たえずエネルギーが放射されているわけで。。。。

おそらく、日常もおなじでしょう。

生きる力は感じる力。

この感じる力が目に映る世界をいかようにも変えてくれる。

だとしたら、何はどうであれ、
どうやってその力を生み出し、保っていけるか?

感じる自分を消耗させず、磨きあげていけるのか?

忙しかろうが、苦しかろうが、つらかろうが。。。。
なによりそこが大事だなと感じるのです。

僕が身体を整えることを意識し、
セルフメンテナンスの大切さを伝えてきたのは、

感じる力を磨くため。

こうした「健康」という言葉では括りきれない、
いまここ、目の前にある
広い世界とのつながりをしっかりと感じるため。

二つの世界の呼応と調和がうまくいっていると、
毎日を過すのはずっと楽になる。

心の力をよけいなことに使う必要がなくなる。
水の味がわかり、人を怒らせることが少なくなる。

もちろん、それは浮世離れしたものではなく。。。
むしろ、これ以上なくリアルなもの。

磨いていくことで豊かになり、
現実世界での「成功」や「幸福」にもつながるもの。

こうしたお話が絵空事になってしまわないよう、
どこかに逃げてしまわないよう、
「身体」という目に見えるものをつかまえて、

その働きを静物画のように観察して、

何を食べ、どう呼吸をし、どう行動するかを決めていく。。。
それこそがセルフメンテナンスだと感じるわけです。

次回のメルマガでは、この続きとして、
感じる力をどう磨いていくか? 僕なりの視点でお伝えしたいと思います。
楽しみにお待ちください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

セルフメンテナンス協会・メールマガジン2020/11/12配信)より転載

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