セルフメンテナンスで自然免疫を活性化させよう!

今回のテーマは、
「セルフメンテナンスで自然免疫を活性化させよう!」

先日、千葉県の鴨川の棚田へ稲刈りに行ってきました。
(※9/6配信のメルマガより転載)

ことしで2回目なのですが。。。
自然のなかで身体を動かし、汗をかき、呼吸し。。。

やっぱりいいですね。
ゆったりした時間のなかで、もちろん疲労感はありますが、
細胞がじわじわ蘇生されていくのを感じました。

この棚田をずっと守っているのは林良樹さん
ビジターである僕たちにはわからない苦労も多々あると思いますが。。。
でも、いつも自然体で、元気で。

自分自身が元気でいられる「場」を整え、提供されている。。。
いろいろな人を巻き込みながら、土地を発酵させ、

1000年続く里山の文化

を次代に伝えようとしている。、。。
こうした生き方は、本当に素晴らしいなと思いました。

大事なのは「場」を整えること。

セルフメンテナンスでは、「日常」の食事やリズムだけでなく、
「非日常」の旅やリトリートを通じて、

「自然に触れる」

ことを繰り返しおすすめしています。

といっても、それは特別なことではなく。。。
僕たち自身も自然の一部ですよね。

そう、身体も場であり、腸も場であり、細胞も場であり。。。

金太郎飴みたいにどこを切り取っても、
そこには「場」があるんです。

だから、腸内環境を整えることも、自然に触れるプロセスの一つ。
そこに腸内細菌が共生しているように、
土壌にも、大気中にも、たくさんの菌たちが共生しています。

たとえば、イネなどの穀類に生息している

パントエア菌

って知っていますか?
稲刈りなどの農作業をしているとこの菌が体内に取り込まれ、
自然免疫が活性化されることがわかっています。

もう少し正確にいうと。。。

僕たちの身体に備わった免疫機能は、
体内に運ばれた菌たちにたえず反応することで、活性化する。

それは免疫細胞(白血球)だけでなく、
のどや腸の粘膜を構成している無数の細胞もそう。

免疫はもともと細胞そのものに備わった働きであり、
こうした外部刺激に反応しながらトレーニングし。。。

病原性のあるウイルスや菌の侵入に備えている面もあるわけです。

食事やサプリメントなどで、
乳酸菌や酵母菌、麹菌などを摂取するのも同様。

細胞に備わった免疫機能=自然免疫がしっかり働かせるには、

・腸と相性がいい食事
・良質のサプリメント
・自然の多い環境

これらを通じた「ゆるやかな刺激」が必要であり、
そうした刺激を生活にうまく取り入れることが、セルフメンテナンスなんですね。

病原菌やウイルスにまず初期対応するのは自然免疫であり、
それを補佐するために抗体がつくられます。

こうした抗体をつくる働きは、
生物が進化し、体の仕組みが複雑になっていく過程で
新たに獲得されたことから、

「獲得免疫」

と呼ばれ、免疫の働きの主役のようにとらえられてきましたが。。。
自然免疫の仕組みが解明されることで、

自然免疫が「主」、獲得免疫が「従」。

こうした関係性が徐々に明らかになってきました。

「ワクチンは大丈夫なんですか?」

と聞かれることもありますが。。。
ワクチンというのは、獲得免疫の働きを人為的につくりだし、
特定にウイルスに対処するものなんですね。

ワクチンは公衆衛生の一部として、いまの社会の仕組みに組み込まれているため、
立場的に接種が求められる人も多いと思いますが。。。

社会全体の考えが変わっていき、
自然免疫を整えたほうが効率的だという認知が広まっていけば、

毎日の食事、睡眠、生活リズム。。。

セルフメンテナンスのステップをふまえた場合、

1、腸を整える(腸活)
2、体のサビをとる(抗酸化、ストレスケア)
3、細胞を元気にする(細胞・ミトコンドリア活性)

こうしたプロセスで、体内の場を整え、免疫活性をうながすことが
自然と優先されるようになるでしょうね。

このあたりは、身体の働きをふまえた、
ロジックとしても、きわめて合理的な話なので。。。

現状の医療や公衆衛生のシステムと折り合いをつけながら、
一歩一歩広まっていけばいいなと思っています。

もちろん、個人のレベルで言えば、
セルフメンテナンスは誰にとっても大事なこと。

自分自身の感情を安定させ、
パフォーマンスをアップさせるためにも。。。

さらには運気を上げ、ハッピーに生きるためにも。。。

もちろん、病気や体調不良を予防するためにも。。。

身体のしくみを一緒に学び、心身の無用な緊張をゆるめ、
そう、日々整えることで自分自身をアップデートさせていきましょう。

セルフメンテナンス協会では、そのためのアプローチを具体的、実践的に紹介し、
コミュニティに関わっている一人一人が
じわじわと体感レベルを上げていくことをめざしてます。

医療の介入が必要な場面ももちろんありますが、
でも、人が元気になるのは、やっぱりその人の身体に備わった

生命力(治癒力、免疫力)

によるものですよね。

これからの時代、こうした生命力の実態を知り、
生命力を高めるための「知恵」を一緒に学んでいくことが大事。

変化の最前線は都市の真ん中ではなく、周縁(ローカル)にあり、
身体のなかで起こっています。

いろいろありますが、怖がらずに心地よさを求めましょう。

心地よく生きることで喜びと豊かさを手に入れること、
それが健康の土台になることはもちろん、自分自身の自信の源にもなっていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

セルフメンテナンス協会・メールマガジン2021/9/6配信)より転載

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