◯◯をするだけで世界が違って見えてくる

今回のテーマは、 
「◯◯をするだけで世界が違って見えてくる」。

ここ何回か、ミトコンドリアの話をしてきました。
僕たちの健康を。。。いや、人生そのものを助けてくれる大事な存在。

にもかかわらず、ミトコンドリアとは何なのか？
腸内細菌ほどには知られてないですよね。
だから、イメージが膨らみそうなお話をちょっと続けてみました。

この世界に生きるということは、

「時間・距離・速さ」

が生じる有限の世界に、
自分の内面にある「思い」を落としていくということ。

「思い」というのは、時間も距離も速さも超越している。。。
そう、つまり無限の世界にあるもの。

無限の世界というとわかりにくいかもしれませんが。。。

延々と細胞分裂を繰り返す腸内細菌は、無限の世界の生き物。
複製することで成り立っているため、「死」とは無縁の存在なんですね。

では、いつから「死」が生じるようになったのか？

ミトコンドリアが細胞に共生することで、
有害だった酸素の処理が可能になり、
膨大な活動エネルギーが生み出せるようになりました。

ただ、その過程で活性酸素という廃棄物も生まれ、
じわじわ細胞が酸化することで老化し、
個体が維持できなくなったため、有性生殖が必要になり。。。

結果として、死というものが生じた。

そう考えると、有限の世界が生まれたきっかけには、
ミトコンドリアとの共生が深く関わっていたのかもしれません。

死があるということは、時間が存在するということ。
時間のある世界では、思いがそのまますぐに実現はされず、
距離や速さが生じるため、どこへ行くにも、誰かに会うのにも移動が必要。

つまり、いくら急いだところで限界はある。

かといって、ぼんやりしていたらどんどん時間は過ぎていく。
一生はあっという間に終わってしまう。。。

ああ、うまくいかないなあと思ったら、
空を見上げて、ゆっくり呼吸をして、見えない力を感じてください。

有限の世界で無限の力とつながるには。。。

落ち着くこと。待つこと。信じること。

永遠の生命を持った腸内細菌とうまく共生することができれば、
そのおすそわけとして「健康」が手に入れられます。

健康とは何か？　
有限の世界にいる間、より快適に過ごすこと。

一方のミトコンドリアは、
僕たちが生きていくために必要な、膨大な量のエネルギーを提供してくれる存在。

ゆっくり呼吸することで酸素を取り込むと、
細胞に内蔵されているミトコンドリア工場が稼働しはじめ、
じわじわと生きる力がみなぎってきます。

焦っている時、悩んでいる時、息が浅くなっている。
ただそのことに気づくだけで心に余裕が生まれ、ミトコンドリアも動きやすくなります。

そのうえでミネラルを摂れば、より活性化するし、
ファイトケミカルやビタミンCは活性酸素を取り除き、細胞をクリーンにしてくれます。

こうしたミトコンドリア＝細胞活性の結果、
代謝がアップし、体温もじわじわ上がっていく。

身体の仕組みにちょっと目を向け、
腸内細菌やミトコンドリアがどう関わり、自分を助けてくれているのか？

少しずつ学んでいくことで、
世界を見つめるまなざしも変わってきます。

大丈夫。僕たちの背後には、
この地球の無数の生き物たちが経験し、身につけてきた知恵が集積されています。
ひとりぼっちの人なんていないし、
わからないまま、苦しいままなんてこともない。

うまくいかないなあと思ったら、
見えない存在を信じ、共生の力を引き出していけるよう、
まずは呼吸すること、ゆっくり。。。

歩くこと、食べること、眠ること。。。

そういう「生きる基本」に立ち返ることで
凝り固まっていた未来が少しずつ変化し、動きはじめます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました！ 
一緒にセルフメンテナンスをして豊かな人生を創りましょう。

＊セルフメンテナンス協会・メールマガジン（2021/11/1配信）より転載

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